日本将棋連盟より「大会・イベント・教室・例会等の運営におけるガイドライン」が設定されました。



色々と考えさせられます。

これを明示する意味ですが、全国のどこかの将棋の場で感染が発生した場合に「日本将棋連盟としてはこのようにしっかりとガイドラインを定めています」ということで連盟自身および将棋界全体が被害を被ることがないようにしたのかもしれないと推察します。悪い意味ではありません。重要なことです。

また、これをしっかりやる限りにおいては参加者に感染が発覚した人があったとしても「違う場所ではないか?たとえ将棋で感染したとしても事故のようなもの。仕方がない」と社会的批判を緩和する効果はあるだろうと思います。
生業として将棋の場やイベントを行う人々は、これをしっかりやりながら実施するしかないだろう。

いっぽうボランティア系の運営者としては・・・
「とてもやれない」
です。

来た人全員を検温して、各テーブルに将棋盤1つずつ。子供教室の場合、最も難しいのは子供たちが互いにひっつかないようにすること。じゃれ合いをさせない鬼管理者が必要。
やるとすれば、ひとつの部屋に子供3人くらいで、長テーブルをゆったり離してコの字にして、各テーブル将棋盤1つで3面指し指導対局。くらいか。

ボランティアでやっている人たちって、自分の楽しみも兼ね、ふら〜っと決まった場所へ行って鍵を開けメンバーがぼちぼち集まってきてみたいな感じでやっているはず。そういう場でもし感染が発生した場合には、
「日本将棋連盟はガイドラインをこう定めているが、その場は運営がずさんだった」
みたいな報道になるでしょうね。

なんとも言い難い。「いやぁ〜ワカラン」て感じです。