かなり違和感を感じたので、改めて資料や動画を見てみました。

違和感というのは、今月12日に都民ファーストの会が休業要請解除のロードマップ案を出しているのですが、それに比べて小池都知事が発表した都の解除の進め方が厳しすぎるんですよね〜
下リンクが都民ファ案ですが、現状だともう警戒レベル2まで下げていいですよね。ほとんどの施設を営業可能にできる区分。



諸外国の事例もまとめてあり、その諸外国もそれぞれに専門家の知見を基にそうしているでしょうから、世界標準と言えるものなのだろうと考えます。

都民の多数を代表している最大与党の提案をこんなにも見事にスルーできるのか?
そうか、できるんだ。緊急事態宣言下で知事に権限が集中している。何てことだ・・・

しかし、都知事選の直前じゃないか。都民ファの支持が必要なはずだが。
小池都知事の支持者は、知事を支持するのか都民ファを支持するのか見解が分かれる場面になってしまっているだろう。イコールではない。

提出した日の動画。1分半くらいのところから小池都知事が都民ファ議員に語るシーンですが、かなり厳しい口調ですね。人の流れが戻ってしまっていることに相当の懸念が現れています。第二波を警戒されていますが、でも第二波なんて来る来ないに関わらずもぅみんな倒れるけどなぁ〜



最期に、もうひとつ懸念を。

独自の調査でこのような政策立案ができる都民ファーストの会という政党は様々課題もあり離れた人も居るとはいえ、古い政党よりは明らかに良い政党。一定の勢力を保ち存続することが都民にとりメリットが大きいと思います。

なので、東京五輪。
「ワクチンが全世界に行き渡るのが間に合わない前提で、どういうケースでなら東京五輪の開催が可能なのか?」
小池都知事はじめ組織委員会の責任ある立場の人に問うことを、都知事選に向けてやっておくべきです。そして、このまま実施を前提に進めた場合のコストと早めに中止を決めた場合のコストの比較。
そうしないと来年の都議選で、小池都知事が先送りした都合の悪いことの露呈のあおりをモロに受けてしまうだろう。