最近、週初はこれスタートになっていますが少数派なので微力ながら発信。ステイホーム週間とやらでやや息を潜める都内ですが、そんなの関係ねぇ。パルチザン的に暴政の下で懸命に生きる居酒屋に敬意を表し飲む。

先週、憤慨させられたニュースは全国中学体育大会と高校総体の中止。

日刊スポーツの記事より、全国の高校生へ向け発せられた言葉:
「高校スポーツ最大の祭典、夢の舞台を中止とした判断の向こうには、大きな悲しみがあることは痛いほど承知しております。ただ、皆さんの夢を奪うものではなく安全・安心や命を守るためでした。インターハイをはじめとする部活動、運動の目的は、心身の健全な育成にある。この状況下で開催することは、その目的から大きく外れることになる。臨時休校中でも自宅でトレーニングに励んでいた高校生。今年は舞台を用意することはできませんでしたが、皆さんの人生は今年で終わりではありません。ぜひ、スポーツに生涯、関わっていってください。自分を、他人を守る対策を取っていただくよう、お願いいたします」

夢を奪うものではない? 奪っとるっちゅうの。

実際問題としてはやろうとしても物理的に無理だろうということは理解します。予選含め全国で会場となるであろう体育館やグラウンドを、管理する自治体が貸さないでしょうから。
「我々もやりたい。実施へ向け高体連(中体連)としても会場確保へ向け八方手を尽くしたが叶わなかった。無念です。悔しい、本当に悔しい」
というならまだ、話としてはわかる。
「そんなこと言ったら怒りが国や自治体に向かうではないか」
と言われますかね? 言われて仕方がないことをしているのだから、当たり前です。

10代の学生がバタバタと倒れ重篤や死に至ることが想定されるのか?
そうなる選手がいるかもしれない。しかし新型コロナに限らず、アクシデントによる怪我や熱射病などあらゆるリスクを背負ってこれまで開催されてきたではないか。コロナは次元が違う手に負えないリスクなのか? 少なくとも私は納得いく説明に未だ出会っていない。

このままだと夏の甲子園も危ういだろう。
そして、総体や甲子園での活躍がリアルに将来に直結する選手たちも居る。
日本のスポーツ界の歪(ひずみ)が露呈している。学校の部活動と大会が事実上、職業スポーツ選手を育てる組織と舞台を兼ねている。課外活動は学校から切り離しクラブチームに移行すべきという議論はずっと前からあり、煮詰めることを怠ってきた結果が今、具現化されている。都合の悪いときだけ「部活動の目的は心身の健全な育成」など言って重要な役割を放棄し逃げるのか。

50代以上の世代に問う。
「なぜこんなことになっているのかワカラナイけど、何かがおかしい」
心に抱いた我慢ならないあのアレルギーを忘れたか?
あの時に大人たちが信じ我々に押し付けた正義は、必ずしも正義だったか?
家族に暮らしの安定をもたらすために我々に突き付けたものは果たして真理だったか?
今、我々は同じことを若者に強いている。我々の生命を脅かさないために若者が動かないことが真理だと説いている。
今の若者たちは、大人しい。表立って反抗はしない。しかし心に抱く鬱積した感情の大きさは同じはずだ。それは必ずどこかへ向かう。そしてそれを拾う狡猾な連中が居る。防ぐことができないのは、我々が一番よく知っているはずだ。

酒処