抗体検査が東京都内で始まったとのニュースがありました。5月1日には最初の経過が発表される模様。順調に感染が拡大している値が示されることを願いつつ待ちたいと思います。

素朴な疑問その一。3月前半に日本は中国からの渡航制限を行いましたが中国で新型コロナは12月から始まっており、その間普通に観光客・渡航客を受け入れていた。3か月間くらいノーガードだった訳です。新型コロナの感染者が急激に増えたのはホントに3月からなのか?

素朴な疑問その二。国民が毎日一喜一憂している新規感染者の人数は、あくまで具合が悪くなって要検査に回った人と陽性が出た人との濃厚接触者の検査結果。一番多い市中の無症状感染者が把握できていないので、日々のPCR検査による新規感染の確認数が全体像を表しているとは思えない。実体を表していない数字に国民が振り回されているのではないか?

抗体検査で例えば仮に5%とかいう数字が出て来るのであれば、雑ですが東京の人口14百万人として70万人が過去に感染している。東京都の死亡者数は現時点の数字で87名ですから、感染しても死に至る確率は極めて小さい。
「東京がイタリアやニューヨークみたいになっちゃったら怖いよぉ〜」
「欧米かっ!」
という話になります。医学的に証明できようができなかろうが実際問題、日本は欧米のようにはならない。

不謹慎ですかね? でももしホントに上記のような数字が出て来たら、この程度の病気を特別扱いし過ぎて経済を止め人々を苦境に追いやり多くの若者たちの夢を奪う罪は大きい。そのほうがずっと不謹慎だ。