「通える所にある」将棋教室というのが今後も価値を持ち続けるだろうか?など、考えたりします。あるいは「やっぱ人と指すっていいよね」とリアルが見直される面もあるかもしれませんが。

あくまで可能性レベルの話ですが、WEB上に将棋教室とか将棋道場がたくさんできるかもしれない。参加基準のコンセプトでそれぞれカラーがあるような。例えば「学生」とか「女性限定」とか。画面上の入り口にIDパスワードを入れてクリックすると、さながら道場に入ったようにたくさんの人々の姿がモニター上にある。手合いがつくと対局アプリが立ち上がって相手の上半身が映し出される。

液晶がまた素晴らしく進化すると言われていて、2次元的でなく質感までリアルに再現できるようになるとのこと。つまりPCやテレビの大きな画面に写せば、さながら本物の人間が目の前に居るような感覚で対局できる。
さらには、その自分の姿も創れたりするかも。アバターを買うみたいにして美人女優やイケメン俳優の容姿を買ってそれを使えるみたいな感じ。

ホントにそうなるかは別にして、技術的には可能になってゆくでしょう。

その時に「行徳」とか「市川」とかいう括りのリアル将棋教室や将棋大会に価値を置く人がどれだけ居るだろうか。世界中の将棋の場や色んな大会に、リアルに近い体感で参加できる時代に。

写真は市川市小学生将棋大会のために購入した盤駒。果たして使う日はくるのか。
今年度も、開催できるかこの調子だとわからないです。ウィルスはなくならないので、冬になり風邪をひく人が増えればその何分の一かは新型コロナということになるだろう。時期をずらすにも見通しが立たない。そうこうするうちにあっという間に技術革新は進む。
ローカルのリアル将棋オヤジとしては「座して死を待つ」心境です。様々のジャンルでそうなるかもしれませんね。コロナ騒動が終わった後の社会には自分の居場所がなかったオヤジたちが発生ということに。

大会用盤駒