音楽などエンタメの世界では、技術革新によりすぐ数年後の近未来に楽しみ方がガラリと変わるのではという話がされています。
 
代金を払ってVRゴーグルをつけると、世界中のどこで行われているロックフェスでもその場に居るのと変わらないような臨場感の360°サラウンド映像音声で自宅に居ながらにしリアルタイム視聴(てゆうか参加)できるみたいな。下手すると成田から飛行機に乗ってその国その街へ旅行に行くところからリアル体感できるかも。バーチャル旅行ですね。
さらに言えばそのフェス自体、つまり参加アーティストや映像音声すべて、生身の人間によるモノでなくていい。作れちゃう。

VRゴーグル


現時点では世界中の人々がそんなことするにはデータ送信できるキャパがとても足りないですが、10年とかいうスパンでは技術的に可能になりそう。
 
そんな時代の将棋って、どうなるでしょうね?
 
例えばネット将棋。今は端末上の将棋盤を見ながらをポチポチ触って通信先の人と対局していますが。VRゴーグルをつけて手元のセンサー内臓の盤駒を触り、遠くに居る相手と目の前で実際に指している感覚で対局できる。現実の自分の姿を見せたくなければ、どんなイケメンや美女の姿にでも仮装の自分を作ればいい。
これって、今でも出来るんじゃないですかね?将棋がそんなに世の中の邪魔になるほどデータ食うとは思えないし。行徳将棋クラブの卒業生たちみんな優秀ですから、誰か作っちゃえ 科学の得意な高校生ならやる気になれば出来んじゃね? で、それをベースにもっとデカいことをやればいい。将棋はパイが小さいから、生活に根差した大きな需要のある分野で同じ技術を使い先に商品開発しておいて近未来の大容量データ通信時代に載せたら儲かる。

将棋教室や道場も変わるでしょうね。スゴクいい先生や生徒たち、道場の様々なレベルの一緒に居て楽しいキャラたちがそろっている所へ、それが日本のどこにあろうがいつでも参加できる。そしてその先生や生徒、仲間たちは生身の人間でなくていい。作れる。そのラインナップを作れる人間の店が人気になる。
「いやぁやっぱ実在の人間じゃないと。バーチャルキャラで人気とるなんて無理」
と思うかもしれませんが、そうでしょうか?
ほんの数年前なんですよ。色々な将棋ソフトやアプリが開発されて「使いようによっては稽古に有効ですよ」と教室の保護者に説明したのですが「いえ、実際に駒を握って人と指させたいんです」と頑強に反発を受けたのが。今やリアル以外は認めないと言う保護者はほとんど居ない。同じ流れになると思います。リアルにとってかわるとは言わないが、少なくとも共存するだろう。

私はもう、古い人間としての役割を全うするしかないです。新しい時代への橋渡しと、例えば現在において筆字が綺麗に書ける人が貴重な存在になっているような役割が次の時代に残っているのであればそれをやれるなら請け負う。
私はしんがりを務めますが、でも10代や20代前後の優秀なみなさんの中からはぜひ、時代を先回りして先頭で引っ張る人材が出て来て欲しいと願っています。がんばってね!