コメントをいただいたので、改めて学校給食について調べています。
そうですよね、新学期。給食が始まります。

札幌へ自主避難した人々によるチームが、かなり早くからがんばって食の安全に関する活動をしている様子。学校給食も「放射能理由での給食・牛乳拒否書類」というものが整備され、これを出すだけで辞められるそうです。こちら

なるほど、放射性物質は福島に限らず東日本全域に飛散した訳なので、福島でなくとも安心できる産地などないぞくらいの覚悟で活動されていますね。

これまで市川市(だけでなくどこでもですが)でも学校給食の「アレルギー対応」は実施しています。ちゃんと申請書を出して手順を踏む形で。
今回、教育委員会や学校が言っている「給食のご飯を食べず家から持ってきていい」というのはどういう意味なんでしょう? 2パターン考えられて、

1.学校が出す福島のお米を選択しない権利が与えられている。
2.学校が出す福島米のご飯を本来は食べなければならないのだが、それではなく家から持ってきたご飯を食べていても見て見ぬふりをしましょう。

もし1だと、申請書が整備されないといけないでしょうね。で、お米の代金分は給食費を安くしてもらわないと。また、そういう制度があることを保護者に周知させる必要がある。
2は、なんかヤバそうな気がします。拡大解釈すると、献立表を見て嫌いなものの日は弁当持って行ってそれを食べるとかでも見て見ぬふりをしてくれるのだろうかという。「お米だけ見て見ぬふりをする」という理屈は通らない気がする。「お米はヤバいことやっちゃってるから」というのを認めることになるので。

いずれにしても、行動に出るご家庭がある場合その子の学校では、なぜその子がそうしているのかということと、それは正当な事なのだというのを子供たちに教えないといけないでしょうね。ひとりだけ違うことをポツンとやらせて放置すればイジメの原因になりかねないので。

本日はここまでにて失礼します。

給食