千葉県議会議員選挙市川選挙区の投票率は、33.09%という何とも微妙な結果でした。前回の32.98%から0.11ポイントアップ。ライブもやり呼びかけもしましたので微増でも前向きに自画自賛したい立場ではありますが、「まぁ変わらずだね」というのが一般的な評価にはなるでしょう。

市川市が公開している各投票所の投票者数と投票率データによれば(こちら)、やはりいつも通り行徳の投票率が低く、特に新井ほか南行徳エリア。20%台前半だと人口も多いですから、全体の投票率を押し下げる要因となります。市川市の投票率が低い問題とはすなわち「行徳の人々が自身を市川市民と思っていない問題」であると言っても過言ではない。「千葉県と市川市の橋渡し役としてがんばります」とか言われてもぜんぜん響いていません。

南行徳エリア投票率


実は私も行徳で最初に住んだのがまさに新井でした(以前勤めていた会社の社宅があったので)。なので感覚がよく解ります。
「なぜここが市川市なのか、訳がワカラン」
なんで浦安じゃないの?という。ただでさえ市川バックレたいと思っているのに、投票なんて行くかよっていう。
歴史的にホントなんでなのかは、他の文献にゆずるとして。

いったん話が飛びます。
入管法(外国人労働者の受け入れに関する法案)改正が昨年末に国会で審議されていた頃に、報道ステーションが出稼ぎ労働者にとってのアジア諸国と日本との労働条件の比較を現場取材して特集していました。もはや話にならないくらいに韓国等に日本は遅れをとっており「選ばれる国ではなくなっている」というのが本筋だったのですが・・・
最後のほうに一瞬だけ、それでも日本で働く若者に理由を聞いたシーンがあり、答えが「日本の文化が好きだから」でした。つまり、漫画とかアニメってことだと思うんですが。そういったジャンルが、条件の悪さを一部補ってくれている。給料安くても日本で働いてくれている訳ですね。

話を戻します。
実は「市川市小学生将棋大会」で、参加申し込みが多かったエリアのひとつがまさに「新井ほか南行徳エリア」でした。
エピソードをひとつ紹介しますと、南行徳エリアのある小学校はチラシ配布が遅れたみたいです。申し込みが遅れ人数超過でお断りせざるを得ない子が何名かありました。すると市から電話がかかってきて、
「何とかなりませんか?」
という訳です。たぶん保護者から学校へチラシ配布遅れのクレームがあったのでしょう。学校から市へ調整の要請が行った。でも、締め切り後は他の学校の子も断っていましたので、公平性からどうにもしてあげられなかったのですが。

「新井ほか南行徳エリアの人々」が、市川をいつもよりちょっとだけ意識してくれることに「市川市小学生将棋大会」が貢献できたという効果は、あったかなと思います。

ほかに、そういったジャンルありますかね。南行ホコ天さんの「落語」はどうでしょうか。あるいは南行中ブロックコミュニティークラブさんの「よさこい」や「ダンス」は?
あれば、江戸川や浦安といった近隣の魅力的な自治体に伍し、市川の求心力を保つファクターに成り得るはずです。

「政治は大事ですよー。投票へ行きましょう」
といくら言っても、難しい。心惹かれる何かが、浦安や江戸川より市川で充実している。そういったものがなくてはならない。