昨日、選挙管理委員会を訪問しました。選挙の違反ポスターが多すぎる件を訴えに。

たぶんこんな人間は居ないか、居るとすれば怪しい人かでしょうね。みなさん忙しそうにお仕事されていましたが、固まったように目を丸くして、腫れ物に触るようなご様子で無難に収めたそうな感じでご対応いただきました。私も穏やかに説明。
「クレーマーみたいになる気はないのですが、あまりにひどいので。選挙管理委員会はどのような立場でしょうか?」
と聞いたところ、
「こちらでは違法かどうかについては判断しかねるので(???)、取り締まりは警察にお任せしています。すぐそこが警察署ですので。刑事二課というところです」
とのこと。なるほど、そういうことになっているのですね。

市川市選挙管理委員会


そこで、市川警察署へ。
こちらも、みなさんとても忙しそう。しばらく待ちましたが面談に応じてくださいました。尚、特定の人だけではなく、違反ポスターを見た県議候補者の名はすべて挙げて適正化を訴えさせていただきました。結果どのような対応になるかはわかりませんがお話は承りましたとのことでした。

市川警察署


個人的な推測ですが、市が厳しく取り締まる方針でないと警察も動きにくいと思います。駅前ライブで最初に道路使用許可の話をしたときに「市は何て言ってますか?」というのを警察(県の管轄)は気にするんだなぁという印象を受けましたので。

他の選挙区のお手伝いを私は一度しかしたことがありませんが「これ告示になったら剥がすんでしょ」というのを、けっこう多くの人が知っていたのを覚えています。ちゃんとやらないとせっかく好意で貼ってくれたのが「この候補者はダメじゃないか」になってしまうので、やらざるを得ない。また、選管も警察も、イチバン忙しいピークのときにワンワン通報がきたら大変ですよね。そういうのがプレッシャーになって、ある程度歯止めになっている。

市川はやはり通勤人の街なのかなぁという気がします。何が選挙違反か知ってるような人は政治家か、どこかの陣営でボランティアの中心になっている人か。攻撃すると報復がくるので互いに目をつぶるだろう。そうでない一般有権者が居たとして、こんなことすると普通は怖いし自分にとりなんのメリットもない。
という訳で現状こうなっているというのがリアルに解った日でした。