まずは文字通り、私の脳が流れ出ちゃってるんじゃないかという話から。

妙典祭りで使った募金箱を、何気に手に取って眺めてたんです。「みんなよくがんばったなぁ」など思いつつ。と、投入口から、たまたま光の入り具合で奥が見えた。なんか、底面に紙がへばりついてる。

募金箱


手を突っ込んで取り出したところ、あちゃーやっちまった。千円。ダメじゃんオレ。
早速入金しました。募金総額修正で、99,970円となります。予算10万円ほぼジャストとなり、ミラクル性がいっそう高まりました。みなさんスゴイ。

通帳


そして話は変わりますが、先日書きました、私立高校の優位性が顕著になることによる千葉から東京への若い家族流出の恐れについて。その後また卒業生の保護者のお話を聞くなどしまして、これマジヤバなんじゃないかという気がしてきました。

先日の記事で指摘したのは主に経済的な面で就学支援制度の自治体格差だったのですが、別の要素として2020年度には大学入学試験制度改革が行われる。これがどうも、具体的に試験問題がどうなってどうすれば上手く対応できるのか当事者としては甚だ不透明で不安ということのようです。結果何が起きているかと言うと、大学付属私立高校の人気急上昇。受験を回避したいということですね。

自治体が危機感を持たなければならないのは「私立高がよさそうだ」とか「東京都のほうが支援が手厚い」などの情報をちゃんと自分で入手し「よし移ろう」とスパッと行動できるようなご家族って、親子共々優秀ですよねきっと。単なる人口流出ではなく頭脳流出になる可能性がある。

まぁ引っ越しというのは膨大なエネルギーが必要なので、そう大規模にそれは起きないだろうと願いたいところではあります。ただ、流入にブレーキがかかるのは確かでしょう。都内に住む若い子育て世帯が
「これから子供も大きくなるし、市川あたりで広めのマンションを探そうか」
と考えてくれなくなるのではないかと危惧します。