「よしわかった。中合の合駒は後ろに動ける駒だ」
という訳で、金と飛車を試して▲8三金だとわかった人は素晴らしい。今度は▲8二金には△同金ととって詰みません。

変化2図


上図から、▲8三同香不成△9二玉(ここで合駒した駒が飛車だと▲9一飛から詰み)▲8二香成△9三玉▲8三金△9四玉で下図。このときに9筋の歩が9五だと▲8四金と打って詰んじゃうけど、9六に居るのはこのためだったのか!

変化3図


詰将棋ルール上の作品なら不完全かもしれないが、不完全さが面白さをつくっている。奥深い世界だなあ。よし、勉強になったぞ。

と、思ったら・・・
△8三金のときに▲7一歩成って手があるんです。

変化4図


上図から△7一同玉は▲8三桂不成から早く詰みますので△9一玉ですが、やはり▲8三桂不成△9二玉に▲9一桂成! 詰みじゃん。まだあるんかい!

変化1図と、いうわけで振り出しに戻る。これ、後手はどうしたら助かるの?