18日は松戸市で市議会議員選挙の投開票が行われていました。
この選挙は来春の統一地方選の前哨戦として位置づけられていて、選挙関係者から注目されています。特に市川市は隣接自治体でしかも人口が同規模なので、市川の政治関係者にとっては極めて重要でしょう。
結果はこちら。比較のため、前回2014年はこちら。
立憲民主党、4人候補を立て全員当選。強いです。
共産党、前回6人中5人当選でしたが今回は6人中4人当選。
NHKから国民を守る党は2名中1名当選。
維新は2名とも落選。
現職は3名が議席を落とし、うち1名が共産党、2名が無所属。
政治からは離れている立場ですが、ざっと感想を。
尚、それぞれどんな候補者でどのような支援者がついてどのように動いたか全く把握しておらず、そうした現場レベルの事情を加味すると全然違うかもしれません。予め、念のため。
立憲民主党に勢いがあり、議席獲得はおしくらまんじゅうになっている感じ。従い、組織戦の陣営でも上乗せをがんばらないとボーダーに近い人は押し出されちゃいますね。今回は共産党のお二方が次点と次々点。ただ、これは自民党や公明党、社民党、国民民主党にも起こり得る現象だと思います。
いっぽう自民党と公明党も、しっかりとしている。「無所属だけど自民系」という人もいるかもしれませんが、一応すべての候補者が当選している。ということは・・・
来年の統一地方選挙、立憲民主党は投票率が35%前後の場合、自公の牙城を崩すというよりも、諸派や無所属候補に流れる票を吸い上げる形で議席を獲得しそう。そして、NHKから国民を守る党も都市部では着実に1議席はとってくる。
とすると、諸派や無所属の候補にとっては、これまでよりいっそう厳しい戦いになるのではという気がします。さらに音喜多駿都議や上田令子都議の党が候補を立てる選挙区では、有名人ですから一定票数は獲得すると思われ、いっそう混沌となるでしょう。
市川に関してもう少し細かく言うならば「基本は自民なんだが今の自民候補には入れたくない」という穏健保守の人々の受け皿はひとつポイントだと思います。特に市川市では政務活動費の問題がある。そして、この層の受け皿にはどうやら立憲民主党はあまりならないですね。すると政党でいえば維新か、音喜多都議や上田都議が候補を立てるならその人か、あるいはその他の諸派や無所属候補か。NHKから国民を守る党党首の立花孝志さんも保守寄りの考え方のようですので、選択肢かもしれない。
バラバラに割れた結果、結局は一定のベースを持っている自民候補が強かったみたいな可能性はあるでしょうね。立憲民主党の躍進と合わせ全体として、国政政党の勢力が強まってしまうかもしれない。
新市川ですが、その後は何も案内は無く、存在感がありません。市長選後に旗を掲げたまま市議候補予定者が名乗りを上げしっかり活動していたならば、自民党にも立憲民主党にも両側にプレッシャーを与えられる存在だったことでしょうが、残念です。そう出来ない何らかの事情があったのでしょう。現時点からは組織的な動きは既に遅すぎますので、新市川が消えない唯一の選択肢は、高橋亮平さんご自身の出馬であると見えます。あるいは、それをしない代わりに何か獲れるか。
尚、このところ政治関係者とは一切接触していません。表面に見えている状況だけで書いています。念のため。
この選挙は来春の統一地方選の前哨戦として位置づけられていて、選挙関係者から注目されています。特に市川市は隣接自治体でしかも人口が同規模なので、市川の政治関係者にとっては極めて重要でしょう。
結果はこちら。比較のため、前回2014年はこちら。
立憲民主党、4人候補を立て全員当選。強いです。
共産党、前回6人中5人当選でしたが今回は6人中4人当選。
NHKから国民を守る党は2名中1名当選。
維新は2名とも落選。
現職は3名が議席を落とし、うち1名が共産党、2名が無所属。
政治からは離れている立場ですが、ざっと感想を。
尚、それぞれどんな候補者でどのような支援者がついてどのように動いたか全く把握しておらず、そうした現場レベルの事情を加味すると全然違うかもしれません。予め、念のため。
立憲民主党に勢いがあり、議席獲得はおしくらまんじゅうになっている感じ。従い、組織戦の陣営でも上乗せをがんばらないとボーダーに近い人は押し出されちゃいますね。今回は共産党のお二方が次点と次々点。ただ、これは自民党や公明党、社民党、国民民主党にも起こり得る現象だと思います。
いっぽう自民党と公明党も、しっかりとしている。「無所属だけど自民系」という人もいるかもしれませんが、一応すべての候補者が当選している。ということは・・・
来年の統一地方選挙、立憲民主党は投票率が35%前後の場合、自公の牙城を崩すというよりも、諸派や無所属候補に流れる票を吸い上げる形で議席を獲得しそう。そして、NHKから国民を守る党も都市部では着実に1議席はとってくる。
とすると、諸派や無所属の候補にとっては、これまでよりいっそう厳しい戦いになるのではという気がします。さらに音喜多駿都議や上田令子都議の党が候補を立てる選挙区では、有名人ですから一定票数は獲得すると思われ、いっそう混沌となるでしょう。
市川に関してもう少し細かく言うならば「基本は自民なんだが今の自民候補には入れたくない」という穏健保守の人々の受け皿はひとつポイントだと思います。特に市川市では政務活動費の問題がある。そして、この層の受け皿にはどうやら立憲民主党はあまりならないですね。すると政党でいえば維新か、音喜多都議や上田都議が候補を立てるならその人か、あるいはその他の諸派や無所属候補か。NHKから国民を守る党党首の立花孝志さんも保守寄りの考え方のようですので、選択肢かもしれない。
バラバラに割れた結果、結局は一定のベースを持っている自民候補が強かったみたいな可能性はあるでしょうね。立憲民主党の躍進と合わせ全体として、国政政党の勢力が強まってしまうかもしれない。
新市川ですが、その後は何も案内は無く、存在感がありません。市長選後に旗を掲げたまま市議候補予定者が名乗りを上げしっかり活動していたならば、自民党にも立憲民主党にも両側にプレッシャーを与えられる存在だったことでしょうが、残念です。そう出来ない何らかの事情があったのでしょう。現時点からは組織的な動きは既に遅すぎますので、新市川が消えない唯一の選択肢は、高橋亮平さんご自身の出馬であると見えます。あるいは、それをしない代わりに何か獲れるか。
尚、このところ政治関係者とは一切接触していません。表面に見えている状況だけで書いています。念のため。