駅前将棋に参加してくださった親子のみなさまに
「お疲れ様です」
は言いましたが、
「ありがとうございます」
とは、言っていません。
原への協力やお手伝いは不要。その逆で、市で有意義な大会が欲しいと希望する人の熱がアツいのなら一時的に原が助太刀しますという立場です。

念のため整理しますと小学生将棋大会について私の考えは;
1.よほど意味のあるものでなければ新設しても労力を増やすデメリットのほうが大きい(やるべきではない)。
2.主催する機関は、自治体により設置されたまたは人件費まで含め公的支援を受け運営される子供向け事業を行う団体、教育や生涯学習に取り組む企業、将棋が何らかの形で生計に関わっている事業者・・・などであるべき。

従い、何ら必然性を持たない原がバタバタやっているのではダメ。つなぎでやっていますが、まず上記1、一度やった上で「何としてもこれが必要か?」を問いますというのがひとつ。そして必要ならば、2の形へ移行する道を模索します。

で、なぜ山谷ブルースが出てくるかというと。

2の道を探るとしても、すぐに引き受け団体が見つかり次年度から実施してくれるなんてことあるだろうか。悪夢ですが、もう一年また原バタバタ方式かもしれない。しかし、駅前将棋は大変だった。
時間と金額のことだけ考えるなら平日ほぼ毎日のように夕方2時間よりも、日雇い労働を何回かやるほうがいいかもしれない。



という訳で「寄せ場」って今どうなってるのかなと調べてみました。寄せ場というのは、早朝にそこに居ると土建屋のトラックが来て建設や土木作業の仕事をくれてそれに乗って現場に行く、その場所。東京だと山谷のあたりですね。
解ったのが、建設現場では人海戦術の単純労働というのが減っているのですね。また、日雇い労働者の保護のため組合もできて、使うほうもコストアップや条件の折衝を嫌うようになった。山谷は、もう寄せ場ではなくなっている。
現在、単純労働でよくあるのは、イベント会場の設置・撤去など。しかし事前の面接と登録が必要。また、朝の集合時間がすごく早い。となると、アクセスよい駅の近くのネットカフェに前泊する感じか。ナルホド、これを専門にしているのがネットカフェ難民と呼ばれる人々ですね。ネットカフェも贅沢で、週に1、2度は外で寝るのだとか。

「クラウドファンディングとか振り込みの寄付依頼とかも、やったらいいではないか」
という声も聞こえそうですが、これについては方針がブレて申し訳ないのですが、何か違和感があるんです。寄付をいただく方を市川市内に限定できる方法があるならいいかもしれません。市川が地元でない方が「がんばっている子供たちに」と思ってくださるのは、ありがたいのですが、「あなたの身近にきっとあなたの地域の子供たちのためになることを無報酬でがんばっている人が居るはずですから、そのような人を見つけて活動資金にあててあげてください」と思います。

答えは出ていません。何かいい方法アドバイスいただけたらとてもありがたいです。