鍵盤ハーモニカの使い方を、引き続き試行錯誤しているところ。

YouTubeを検索すると素晴らしい演奏がたくさん出てきてて色々聞き惚れてしまいますが、それらの後追いをしても仕方がない。要はストリートで「あっ面白いな」と思わず足を止めてくれるような音をつくること。「あれなら自分もできる」「やってみようかな」と楽器などやったことない人に思ってほしい。なので、ロックやポップスの中で使われているオルガンの役を鍵ハに落としたらどうかと考え中。それも、めちゃ速弾きしているようなオルガン曲ではなく、大衆ロックの曲中でシンプルなフレーズをループさせているようなやつ。

例えばこれは1966年の全米No.1ソング「 ? AND THE MISTERIANS(クエスチョン・マーク・アンド・ザ・ミステリアンズ)」というバンドの「96 Tears」。プロの鍵盤奏者が聴いたら悔しがりそうな、初心者でも弾けるレベルなんだけど何かノッちゃうみたいな。こういうのが出来るといいのかなと思います。



ロック史上に燦然と輝く普及の名作、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」。曲にグルーブ感を与えているのは明らかにオルガン。弾いているのはアル・クーパーという人ですが、彼はギタリスト。他に居たギタリストが上手かったため弾いたこともなかったオルガンを手探りでいじっていたら、その音をディランが気に入った。プロデューサーが「彼はオルガン奏者じゃない」と言うのも気に留めず「そんなの関係ない。オルガンの音をもっと上げるんだ」とディランが進めてしまったのは有名な話。



足踏みオルガンの懐かしい音も好き。私が小学生の頃は各学級に1台足踏みオルガンがありました。これはビートルズの「We can work it out」。



思いっきり古いのが「新鮮で新しい」てならないか模索中。