どういう風の吹き回しでもないのですが気紛れに、好きな日本史上の人物を。
古代〜鎌倉:特になし
室町・戦国:一休禅師 北条早雲
安土桃山:石川五右衛門
江戸:写楽
幕末:宍戸桂馬
明治:川上音二郎
日露戦争:明石元二郎
第二次大戦:坂井三郎
幕末の宍戸桂馬は馬関戦争の講和交渉の際に高杉晋作が扮した架空キャラで、藩の危機的事態に最高のギャグをかましてくれています。しかもそれで藩を救っている。
高杉晋作は詩がいいですね。詩をつくるために派手に生きたのではないかと思うくらい。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」や
「三千世界の烏(からす)を殺し、主(ぬし)と朝寝がしてみたい」
が有名ですが、もう一つ私が好きな詩。
「灯火(ともしび)の 影細くみゆ 今宵 かな」
こればかりは遊びがなく、ぐうの音も出ないくらい本音ではないだろうか。開国派の高杉は時代の先を行き過ぎており、自身が創設した奇兵隊からすら疎まれ孤立してしまったことを悟ったとき、九州へ逃れます。心細かったでしょうね。四面楚歌。高杉を心では何とかしてあげたいと思っている連中も、彼に味方すれば自分の身が危ない。何もしてあげられない。
私もそのような事態に陥りやすい体質なので、繰り返し頭に浮かんでくる詩になっています。
古代〜鎌倉:特になし
室町・戦国:一休禅師 北条早雲
安土桃山:石川五右衛門
江戸:写楽
幕末:宍戸桂馬
明治:川上音二郎
日露戦争:明石元二郎
第二次大戦:坂井三郎
幕末の宍戸桂馬は馬関戦争の講和交渉の際に高杉晋作が扮した架空キャラで、藩の危機的事態に最高のギャグをかましてくれています。しかもそれで藩を救っている。
高杉晋作は詩がいいですね。詩をつくるために派手に生きたのではないかと思うくらい。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」や
「三千世界の烏(からす)を殺し、主(ぬし)と朝寝がしてみたい」
が有名ですが、もう一つ私が好きな詩。
「灯火(ともしび)の 影細くみゆ 今宵 かな」
こればかりは遊びがなく、ぐうの音も出ないくらい本音ではないだろうか。開国派の高杉は時代の先を行き過ぎており、自身が創設した奇兵隊からすら疎まれ孤立してしまったことを悟ったとき、九州へ逃れます。心細かったでしょうね。四面楚歌。高杉を心では何とかしてあげたいと思っている連中も、彼に味方すれば自分の身が危ない。何もしてあげられない。
私もそのような事態に陥りやすい体質なので、繰り返し頭に浮かんでくる詩になっています。