渋幕生に限らず卒業生のみなさん学業優秀ですが、会社や役所に勤めるのでなく何かで起業したいと思っている人いますか? もしいたら参考にしてください。

テレビでよくコマーシャルしている「結果にコミットする」がキャッチフレーズのライザップ(RIZAP)が、長野県伊那市と「成果報酬型の健康増進プログラム」を実施しました。好調のようで、今後契約する自治体が増えそうです。詳しくはこちら(新・公民連携最前線)ですが、一部抜粋させていただきますと;

「週1回、1回あたり90分の運動トレーニングを全8回と、栄養バランスの良い食事についての指導、定期的な進捗管理。運動はストレッチや足踏み運動など、器具を使わずにできる軽いトレーニングを中心に行う。 市は、参加者の体力年齢改善と医療費削減の結果に応じて、ライザップに料金を支払う。支払条件は、
(1)体力年齢が10歳以上若返った人数×5万円
(2)参加者全体の医療費削減額の50%が(1)の金額を上回った場合は、その差額も加算  」

将棋を指す老人


さて本題ですが、将棋が認知症の予防や進行抑止、あるいは回復といったことに効果があると医療の世界で言われています。ということは、身体ではなく「脳の健康増進プログラム」を将棋でやるということができそうですね。ただ、理屈ではできそうでもそれをちゃんと具体化するのは大変。どの状態からどの状態になれば医療費削減効果がどれくらいあるというのを段階的に根拠をもって示さないといけない。

え? 原先生がやらないんですか?
私はその前にやることがあるので。「市民の自発的活動により・・・」なんてのたまっている行政とケンカしてズタボロになる役をやりましょう(笑)。その後に「あなたとなら話ができますぅ〜」と言ってもらえるような若き経営者に登場してほしい。

将棋の社会的価値を高めビジネスとして成立させるとすれば、上記のような形になるでしょう。それをやっている企業が地域への還元として将棋教室や将棋大会を運営しているというのが新時代の目指すべき形でしょうね。