かまいたちのコントではないですが「先がないやろ!」的な話。小学生将棋大会。

のっけからいきなり話が飛ぶのですが、村越市川市長が教育政策において掲げている理想と現実的にどうなのかというテーマと似ているように感じています。
村越市長は放課後学習において生徒たちが色んなジャンルにおける最先端に触れるような機会をつくりたい。視野を広げ考える力をつけて、世界に羽ばたいたり起業したりする人材を市の力でつくりたいのだろうと個人的には受け取っています。

一方で、そのような機会が世の中に存在しないかといえば、あるのではと。渋幕中に行った生徒たちの話を聞くと、そう思えてくるのです。1年生からレポート形式の宿題がドサッと出ている。課題を自分の中で整理して理論構築する力をつけさせる訳ですね。電気部とかあって中学生がロボットつくっているし、海外の学生との交流の機会もある。プロの教育者がこれからの日本に必要な人材育成を一生懸命に考えて実践している。ほかの私学も、それぞれに特徴を持ってそのような教育をしているはずです。
とすると市で取り組むべきは、公立校にそのような制度をつくるというよりは、私学という選択肢についての情報を市民に広く共有していただくことでは?そして、東京都が国に先駆けて導入している私立高校無償化ですね(主に市より県ですが)。さらに私立中学就学支援制度も検討してもいい。「税金でそこまで面倒みるの?」という疑問ですが、村越市長は将来的に中高一貫の市立校を市川市につくりたいと言っている(第一回タウンミーティングにて)。それに比べれば安上がり。

小学生将棋大会に話を戻します。
イオンモールやヤマダ電機、JCOMといった大きな企業がスポンサーになっている将棋大会が電車や車で行ける距離に色々ある訳です。各地の教室や道場も小規模の大会を実施している。「市川市」という自治体の単位で子供将棋大会を実施する必要が果たしてあるか?もっと広域で考えて、他市の会場へ足を運べばよいのではないか?

ここで重要なのが、公民館同好会などのネットワークを繋ぐ位置づけになっている市川市民将棋大会。市川市の公民館同好会が素晴らしい話は繰り返ししてきました。将棋って、死ぬ間際までできる。90代のおじいさんが足をひきずって通い最期の命を燃やすことができる身近な場。それを維持するために運営上、市民大会から小学生を分離しないといけないという話なので悩ましい。単純に子供の初心者が出る大会が市内になくなっても、他にたくさんあるから子供たちは困らないかもしれない。しかしそれだと、子供たちが将来歳をとってそのような場を維持・継承してくれるようになるかですね。「市川で育ててもらった」という気持ちになってくれるか。上記の私学の話も似ている。「市がショボいから外に出ざるを得なかった」ではなく「市のおかげで市で、あるいは外に出ていい教育を受けられた」にできるか。

市の大会は、教育制度に例えると公共部門の話。公共部門としての役割があるかどうか。それもボランティアに頼って。私にもいまだにわからないんです。ただ「時代の流れですね〜」と消えてゆくものを見ているよりは、一時的に流れをせき止めておこうとしているだけ。

そして、先が見えていません。この先ずっと毎年駅前将棋をやる訳にはゆかない。かといって立ち上げた将棋大会の主催を引き継いでくれる団体があるだろうか?見えていませんが、私が知らないだけでポテンシャルを持っている団体があるかもしれない。情報求む!です。イメージとしては、国や自治体から補助金が出ていて社会貢献活動をしているような団体。子供将棋大会を行事の一環として取り入れてくれそうな先。あればぜひお話しさせていただきたいと思います。