行徳将棋クラブで1月の小学生名人戦および6月の倉敷・文科杯に出場したみなさんに級位認定証を準備していますので、次回以降の土曜教室に来ていただいたときにお渡しします。
昨年は滞りすいませんでした。「今年はまだ出ていないけれど去年出た」という子や部活で来れなくなった子も、言ってくれたらつくります。

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新しい子供さんが増えていますのでお話ししておきますと、行徳将棋クラブは基本「公民館でやってるから誰でもおいで〜」という教室ですので、段や級など設定して序列がついてるような雰囲気になるのはそぐわない面があります。いっぽう大会に出るとなると申し込みの際に参加クラスを選ばなければならないので、必然的に自身の段や級を随時把握しておく必要がある。そこで行徳将棋クラブでは、各種大会に参加する子には段や級を設定しています。

一般の公認指導員に与えられている権限は三段までですので、行徳将棋クラブでは最高三段となります。尚、上写真の「認定証」は級位者のみ。有段者は資格証が欲しい場合は日本将棋連盟の「免状」となりますが、とても高価ですので(こちら参照)、私の場合は
「現在設定した段は将棋から離れても変わらないから、将来稼ぐようになったら言ってきて。いつでも申請書書くから」
と言っています。ただし私が生きているうちに(笑)。
免状を取得するメリットは、日本将棋連盟にきちんと記録されますので公に証明が可能。また、会長・名人・竜王の署名が入っていますので、いずれかに大好きな棋士が就いている時期に取得するという人もあると聞きます。励みになることでしょう。現在はそれぞれ、佐藤康光会長、佐藤天彦名人、羽生善治竜王。なので例えば「免状を持つなら羽生さんの署名がほしい」という方は、竜王戦七番勝負の始まる10月くらいまでに取得するのがリスクがないです。あるいは「藤井聡太七段が名人か竜王になるまで待つんだ」という人も居るかもしれません(笑)。

将棋が世の中に広く認知され注目が集まっていますので、履歴書の特技欄に将棋の級や段を記載できるのはちょっとした味付けになるかもしれませんね。