大きなパーティって苦手なんですが、色んな人と話をすると知らない情報が入るので、それは有意義です。

愛知県の大村知事がこんなこと言ってるんですね。アナウンサーによれば「(棋士が)対局には東京や大阪の将棋会館に行かなければならないことをあげ、藤井七段の活躍や、この(東海)地方にも将棋ファンが多いことなどから、名古屋での将棋会館の設置を望みました」とのこと。



さぁどうなんだろうと苦笑してしまうのですが。政治家ってこういうこと言いたがるので。地元の将棋関係者と話した上で言っているのかどうか。その上でならいい話ですけど。

プロ棋士の対局(タイトル戦ではない通常の対局)を名古屋にも持ってきてくれというのはえらい話ではあります。九州や東北に住まわれて普及にも力を入れておられる棋士の方もあり、一部を移すとしても日本全体を見渡して果たして名古屋が適切かどうか。

プロ棋戦が難しければ東海研修会と一般道場・子供教室を入れる感じですかね。ただ、設置するなら採算をとらねばなりません。いっぽう、地域でがんばっている教室や道場の方々がおられるでしょうから、そういった方々の稼ぎをごっそり持って行ってしまうとよくない。まさに藤井七段が育った土壌を政治家が踏みつぶすような形になってしまいます。

トヨタとかがやると言ったら問答無用かもしれませんけどね。日本を代表する企業が将棋界に長期コミットしてくれるなら、前に進まざるを得ないかもしれません。