さて明日は将棋教室。GW初日はまず将棋から。

入門者クラスでよくある風景。駒が進んでいって相手の陣地に入ると、裏返って「金」という価値の高い駒の働きをするようになります。例えば「歩(ふ)」という駒は一つ前にしか動けないのですが、相手陣地に入り裏返ると6か所も動けるようになります。
この、駒が裏返ることを「成る」と言います。

成金


ここまで子供に教えて近くに居るお母さんに、
「急にお金持ちになる人のことを成金(なりきん)て言うのあれ、将棋用語なんです」
と言うと、
「へぇ〜!」
結構びっくりされます。

他には「高飛車(たかびしゃ)」とかよく使いますね。「飛車」という真っ直ぐ上から攻撃してくる強い駒がありまして、相手にとっては脅威。「高飛車にものを言う」は、どうだと言わんばかりの様子のこと。

こういうのも案外、面白いですよね。