妙典祭りに毎年出演しているサンデーサティーズは、実はある方面で名の知られた存在になっています。

若いメンバーたちが20代後半から30にさし掛かりそれぞれに職場の関係などで無理ができなくなった時期に動画作成やホームページがほぼ止まってしまったのですが。企画開始時に山口くんと堀木くんが好きな「ゆず」を演奏するとわりと反応がよかったこともあり、ゆずを幾つかYouTubeに載せてありました。更新していないにも関わらず人気が出て、今や日本中のコアのゆずファンには広く知られた存在です。ギターを弾く若い子に「本物のゆずよりサンデーサティーズが自分にとってのゆず」と言われる位に。

私は手伝えていないのですが、二人はゆずの地元、横浜の応援団から熱烈ラブコールを受け、とても忙しくしています。ライブ出演もさることながら、例えば結成20周年記念の植樹祭に「ゆずの代わりにサンデーサティーズを呼びました」と紹介されて、土にスコップを入れたりとか。



活動拠点が横浜になってしまっているのが難点ですが、本来はそこまで支持を得ているのであればそれを伸ばすべきなのでしょう。ゆずを昔応援していた人たちががんばってくれているのですが、その先が中々難しい。
ここも政治でしょうね。ゆずの出身地の岡村や路上ライブで腕を磨いた伊勢佐木町の辺りをライブのメッカとして、実際すでにそうなのですがより力強く、自治体主導で広告宣伝に力を入れ外へアピールする。特定のアーティストだけ売ることはできませんが、ゆず発祥の地、弾き語り愛好家の街としてブランディングする。その中で色んなキャラが輝いてくればいい。強力にそれを推進してくれる地方政治家でも居ればよいのだけれど。

横浜のことを調べてみたのですが、地方議員さんたち伝統的な政治家のカラーですね。ちょっと無理かもしれない。カルチャー面より、現実的に解決しなければならない地域の課題を優先されるでしょう。

「せっかくここまでやったのに」ということがそこら中に散らかっている気がする今日この頃。取り組んだことの方向性はわりと正しくそこそこ芽は出るのだが、それ以上手に負えなくなりほったらかしにしてゆく人生になっている。