公式サイト・政策チラシとも情報量が少ないかなと見ていました村越ひろたみさんですが、このところサイトに動画をたくさんアップされ市の施策について語られています。動画より文字のほうが外でも通勤電車でも場所を選ばず情報入手できるのですが、村越さんはこのスタイルのよう。じっくり視聴してくれたら人柄もわかるし動画は有効だと思います。

保育問題については、例えば本八幡駅北口のパティオ、南口の市情報プラザのようなところ、民間から借り上たり市の施設を保育所に変えたほうが市民に役立つ。通勤の同線上に保育所があり利用できることが大切で、また保育士の待遇改善により保育士の確保および有資格者の潜在保育士がお仕事をしてもらえるようにするとのこと。

月の雫さて、行徳将棋クラブの子供たちも数名参加している市民ミュージカル。2014年「月の雫」16年「夏の光」と、赤レンガの保存が背景のテーマでした。特に2016年は現市長が県に対して保存を求めると嬉しい発表をしたことで、感動的なラストシーンが生まれました。
ところが、やはり県では処分対象と決まった。すると方法としては市が買い取るしかないが、それはしないことになった。

赤レンガを生かす会が5名の市長候補に公開質問状を出したとのことで、その回答一覧がこちらサイトに掲載されています。パッと見、村越さん高橋さん小泉さん坂下さんの4名は、保存へ向け積極的に動いてくれそうに見えます。

以下、別のご意見あるでしょうが、私の個人的な見方です。

小泉さんと坂下さんは自民党の市議県議で現市長も自民党からの支持を受けています。つまり、この建物の価値を認め保存へ向け本気で動いてくれたならば、市で活用する場合のデザインについての議論がもっと進んでいるはずです。

赤レンガ保存という観点からは、村越さん高橋さんのいずれかにかけるしかないと私は見ます。

村越さんの場合、もちろん市民と一緒に知恵を出し合うスタイルでしょうが、最終的には村越さんの手腕ということになりそう。大久保市長が保存へ向け動くと言ったのに出来なかった訳です。よほどの事情があるはず。保育・教育・福祉・医療・防災・都市整備・・・様々なところへお金が必要。村越さんなら乗り越えてくれることを信じられるか。

高橋さんの場合、「公民連携」「政策目的による事業評価を導入してゼロベースで見直し目的と効果を精査」という訳ですので、文化事業として成立するという情熱を持った市民が市の職員さんと一緒にデザインを描くことになると思います。「大切なんです」という気持ちだけではなく企業プロジェクトのような企画書が書けるか。書ければ勝ち。

村越さんを信じるか、自分で勝ち取る高橋さんスタイルか、さあどっち?
(あくまで個人的見解)

市川市長選は、11月26日(日)です。