投票率の話題に戻ります。

カギは投票率。浮動票が動いてくれないと話にならないのですが、過去の市川市の選挙の投票率を調べていて改めて感じるのが、行徳の投票率が低い! 人口の3分の1を占める行徳地区の投票率がこれではどうにもならない。

最も顕著なのが前回2013年の市川市長選。行徳地区が軒並み10%台なんですよね〜
表のいちばん右側が投票率です。(市川市ホームページより)

投票率


行徳市川でない読者の方々に申し訳ないのでご説明しますと、右の地図のオレンジ線の内側が市川市。南側の青い線が広い意味で行徳と呼ばれている地区です。

ご覧の通り、市川や本八幡といった市の中心地とは旧江戸川と江戸川放水路で分断され三角州のような格好になっています。従いどちらかと言えば市川市よりも、同じ三角州の内側で隣り合う浦安市のほうに馴染みがある。「浦安・行徳地区」という括りで呼ばれることもあるくらいです。

いっぽう、面積・人口ともに同じくらいでひとつの市になっている浦安市は、選挙というとだいたい投票率が45%とかあるんですよ。

考えてみたら、もし行徳が市で行徳支所が行徳市役所だったとイメージしたら、グッと身近になります。相当関心が高くなる。今は、自分が市川市民であるという意識が薄いんですね。そういえば人から「どちらにお住まいですか?」と聞かれたとき、「市川です」て言うの、なんか抵抗ある。「行徳って解りますか?市川の南のほうなんですけど」みたいに答えている自分が居る。

引き続き、投票率について考えます。