25日夜、定例のマイセンライブ。
3月、別れの季節。将棋教室の子供たち、道を別ち遠くへ旅立つ友人たち。今年も幾人かの人々を見送りました。
してあげられることは何もないけど、元気でね。将棋好き歌好きのおっさん、ウザいこともあったけど楽しかったなとたまに思い出してくれたら嬉しいです。幸せ祈っています。


『唇をかみしめて』

ええかげんな奴じゃけ
ほっといてくれんさい
アンタと一緒に
泣きとうは ありません
どこへ行くんね
何か エエ事あったんネ
住む気になったら
手紙でも出しんさいや
季節もいくつか 訪ねてきたろうが
時が行くのも ワカラン位に
目まぐるしかったんじゃ
人が好きやけね 人が好きやけね
さばくも さばかんも 空に任したんよ
人がおるんよね 人がそこにおるんよね

何かはワカラン
足りんものが あったけん
生きてみたんも
許される事じゃろう
自分の明日さえ
目に写りもせんけれど
おせっかいな奴やと
笑わんといてくれ
理屈で愛など 手にできるもんならば
この身をかけても すべてを捨てても
幸福になってやる
人が泣くんよね 人が泣くんよね
選ぶも 選ばれんも 風に任したんよ
人がおるんよね 人がそこに おるんよね

心が寒すぎて
旅にも出れなんだ
アンタは行きんさい 遠くへ行きんさい
何もなかったんじゃけん
人が呼びよるね 人が呼びよるね
行くんも とどまるも それぞれの道なんよ
人が生きとるね 人がそこで生きとるね
人がおるんよね 人がそこにおるんよね