1月28日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小2名、新浜小4名、南新浜小3名、富美浜小2名、幸小2名、稲荷木小1名、船橋葛飾小2名、浦安富岡小1名、鹿骨東小1名、未就学1名、他2名、計21名。

170128教室


希望の塾では教育問題が関心が高いテーマのひとつでとても勉強になっていますが、そのひとつがやはり「いじめ」問題。ニュースで目にして日ごろ色々考えたとしても、教育委員会と学校にどのようなことが課せられているかを、具体的には知ろうとして来なかった。

「いじめ防止対策推進法」に基づき、各自治体で教育委員会と学校の取り組みの指針が定められている訳ですが、例えば東京都の取り組みがこちら。試しに幾つかの資料をクリックしていただけたらと思うのですが、普通の人は見るだけでうぇっとなることでしょう。
長時間労働にもつながり、実際に小中学校の先生たちで精神的に参る人も多く、自殺者も増えているとのこと。

そこで、ふと、思う。学習塾やスポーツチーム、様々な地域ボランティアによる子供たちの集まりでも、学校と同じことが起きているはずだよな?と。
正直、将棋クラブでも、突っついたりふざけ合っているうちにエスカレートしてしまうようようなこともあります。「あ、こりゃ学校ならチェックだろうな」というようなことも。
学校外でのいじめによってもし大惨事が起きるようなことがあれば、社会はどうなるだろうか? 法令による縛りが塾や地域コミュニティーにも入り込んでくるだろうか? まさかとは思うが。

日本の伝統芸能における「礼儀作法」ってすごい文化だと、改めて気付かされます。将棋であれば、駒を並べ振り駒をする作法、「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と礼をすること。それらによって心を落ち着かせることや相手を敬うことが身についてゆく。そのために、社会ではどれだけ法律や制度をつくり資金を投入していることか。

「礼儀作法」は、計り知れないコストを代替できる可能性がある。そんなことが頭に浮かびました。

尚、行徳将棋クラブはそこまで厳しくしていません(笑)。堅苦しくするよりは、将棋を好きになってもらうようにしています。「行けばお友だちが居て楽しい」と思ってくれたら嬉しい。

さあ、明日は小学生名人戦千葉県大会。礼儀正しく、正々堂々と戦いましょう!