aamall

2016年10月22日

答えは風に舞っている

頭を抱えたり、涙を流したり。明日(今日か)は私、目が赤いかもしれませんがご容赦ください。
しかし、教室のみなさまは私が集約して記事にしたものを参考にしてくださっている方が多いと思いますので、書きます。

日本将棋連盟が21日(金)夜に記者会見を行いました。こちら
見たくない風景が、とうとう。
しかし、過去さまざまの騒動がありましたが、連盟首脳が記者会見で深々と頭を下げて・・・という場面は、私の記憶にはないです。あるべき方向へ軌道修正してくださったことを、個人的には評価したいです。
「だからといって・・・」
「謝罪すれば免罪されるとでも・・・」
そのようなご意見も、もっともだと思います。何も言えません。
ひとつ、大きな事実が判明しました。渡辺明竜王が、「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない」と、連盟幹部に強く対応を求めていたこと。
竜王が出場してくれなければ竜王戦は成立しません。当ブログ10月18日記事、「もし連盟が、ソフト指し断定はできないが三浦九段には泣いてもらうしかなかったのなら、それなりの理由があるはず」・・・その理由が、明らかになりました。

そして、同じく21日夜に、三浦九段の2回目の反論文が公表されました。こちら
たいへんにショッキングな内容です。
三浦九段はスマホの提出を拒否しておらず、連盟はパソコンの提出も望んでいなかったとあります。つまり、連盟は調査を行うつもりはなく、とにかく三浦九段には下りてもらうという結論ありきだったということになります。なんということでしょう・・・

とても、気になる点があります。文春記事の竜王のコメント。
「一致率や離席のタイミングなどを見れば、プロなら(カンニングは)分かるんです」
竜王は確信してしまった。そして、その確信に基づき信念を貫いてしまった。
「直近の対戦成績で部の悪い相手を除きたかったのだろう」という見方もあるかもしれませんが、私としては、純粋に正義感からだったと信じたい。
そして純粋に正義感だったとするならば、子供の頃からあまりにも将棋一筋で結果もついてきてしまったことがひとりの人間に与えた弊害を、子供教室の運営者としては深刻に受け止めざるを得ません。

誰も悪い人は居ないのだけれど、全体として大きく間違ってしまったように見えます。なぜだろう。
「答えは風に舞っている」
しかし、あきらめたくはない。


(追記)
ある報道によると、三浦九段の「休場したい」発言があったことを会見で連盟が述べたようですが、渡辺竜王も「タイトル剥奪されても指さない」と突っ張った訳ですし、これほどの状況で三浦九段を追い込んだとすると、それをもって三浦九段への処分を正当化することはできないでしょう。

hara047 at 02:47│
フォークシンガー原
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。
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