悪いほうに予測が当たってしまった。

明日発売の週刊文春速報。こちら

当ブログの17日記事で、以下述べました。

『会見にせよ文書にせよ、公な発表を行えばそれが、連盟に対する明確な不満の表明、敵対姿勢ととられる。記者に対して自分の見解を述べたのよりは数段強い、戦うことの明確な意思表示となる。これで収めようとしていた連盟も、収めることができなくなるかもしれない。』

文春速報記事の内容は、三浦九段の声明に対し、それならばと連盟が週刊誌に「出していいです」とゴーサインを与えたという風にとれます。
つまり連盟は三浦九段をほぼ完全にクロ判定しており、「除名すべきだ」という批判を浴びてでも温情をかけ柔らかく収めようとしてあげたのに逆らったので、本来そうすべきであった通りに棋士生命を抹殺しようとしている。

泣きたくなります。NHKの三浦九段の映像は、純朴に潔白を訴えていただけのように見えました。全面協力します。調査してくださいと。それがどのような結果を招くか、まったく理解していない少年のように。
「キジも鳴かずば、撃たれまい」

渡辺竜王に加え、羽生善治三冠、佐藤天彦名人などトップ棋士を集めて会合を開いたとあります。タイトルホルダーとして、それぞれスポンサーさんに対する連盟の代表としての立場を踏まえ、意見を聞いたということでしょうか。

考えてみれば、珍しいことではない。「スポンサーに配慮」し、取材や報道に制約がかかるテレビや新聞と同じですね。経営を守るために内部で決めたことを、外部の人間はどうすることもできない。正義感が強く人気のあったニュースキャスターや記者が飛ばされたとしても、変だ、おかしいと言いながらも、テレビを見るし新聞も読む。

もうひとつ、悪い予測をします。

ビッグネームを並べたことは、「三浦九段を信じます」「連盟の対処はおかしい」と人々が言いにくくしたようにもとられます。将棋を生業としている棋士、女流棋士は、頭を垂れるしかないかもしれません。
しかし、将棋ファンは、果たしてどうか。

トップ棋士の先生方を、棋士としてだけでなく、人間としても尊敬するということが、出来にくくなるかもしれません。将棋に注目はしても、心は離れてゆく。

客観的にはこれで、残念ながら、三浦九段は裁判をして日本将棋連盟に勝訴するしか生き残る道がなくなったように見えます。しかし三浦九段が勝つということは、日本将棋連盟の崩壊を意味するかもしれません。


(追記)

本記事をアップした直後に、羽生先生の奥様、羽生理恵様のツイッター上に羽生先生のコメントが出ましたので、掲載させていただきます。
,海鵑个鵑蓮F輿海砲騒がさせてしまい申し訳ありません。本日、一部報道で誤解を招くような表現がありましたのでこの場をお借りして説明をさせて頂きます。まず、灰色に近いと発言をしたのは事実です。
△修靴董∈2鵑侶錣惑鬚両斂世盥の証明も難しいと考えています。疑わしきは罰せずが大原則と思っていますので誤解無きようにお願いを致します。  羽生善治

羽生先生はニュートラルのようですね。少し救われる気がします。深読みすれば、「罰せず」ということは、三浦九段が竜王戦に出場すべきであったとお考えなのではともとれます。私の推測です、念のため。