ソフト指し疑惑の件で、日本将棋連盟に電話しました。
我々指導員の窓口は「普及免状課」。通常は相談や問い合わせで電話すると担当の方につないでくれるのですが、さすがにタイヘンなのでしょう。窓口の女性が「こちらで伺います」と、何を言われるのか心配そうな声。あまり多くを話しても仕方がありませんので、
・ 12日連盟発表では休場の意向を告げたのは三浦九段
・ ところが昨日18日三浦九段の声明では、「あなたは出れません。休場届を出すように」と連盟から言ったとされている。
この差は大きく、いずれかにより解釈がまったく異なるので明確にするよう上層部にお伝えくださいとお願いして、電話を終えました。
内部告発をした棋士たちと三浦九段との間で連盟は仲裁に苦慮していたという図式なのか、それとも告発者を信じ三浦九段へは「調査終了ということにしてやるからこれくらいの処分で我慢しなさい」と言わんばかりだったのか。
後者であれば、さまざまの疑念が生じてしまいます。
まず、告発者の示した証拠資料が、反証の余地もないほどに完全に三浦九段のソフト指しを確定するに足ると連盟が判断していたのなら、処分は除名でもおかしくない。それを休場届未提出による3か月出場停止にすり替え、ソフト指しについては証拠を握りつぶしもみ消そうとしたことになる。
もし連盟が、ソフト指し断定はできないが三浦九段には泣いてもらうしかなかったのなら、それなりの理由があるはず。「読売新聞社の意向だな」と人々は考えてしまうだろう。「読売は棋士や将棋ファンのことをどう思ってるんだろうね」という印象を与えてしまう。
さらには、読売新聞社が三浦九段のソフト指し疑惑をどのようにして知ったのか。伝えた将棋関係者が居たのか。三浦九段に反論の余地を与えないようなタイミングでそれを行ったとすれば、その人こそ今回の混乱を招いた責任者ではないか。もしその人が棋士であるならば、その人こそ出場停止処分に価する。
そのような疑念を抱かせぬよう、連盟が三浦九段ともしっかりコミュニケーションをとりながら人々を安心させるような発信をしていただけることを切に願います。
我々指導員の窓口は「普及免状課」。通常は相談や問い合わせで電話すると担当の方につないでくれるのですが、さすがにタイヘンなのでしょう。窓口の女性が「こちらで伺います」と、何を言われるのか心配そうな声。あまり多くを話しても仕方がありませんので、
・ 12日連盟発表では休場の意向を告げたのは三浦九段
・ ところが昨日18日三浦九段の声明では、「あなたは出れません。休場届を出すように」と連盟から言ったとされている。
この差は大きく、いずれかにより解釈がまったく異なるので明確にするよう上層部にお伝えくださいとお願いして、電話を終えました。
内部告発をした棋士たちと三浦九段との間で連盟は仲裁に苦慮していたという図式なのか、それとも告発者を信じ三浦九段へは「調査終了ということにしてやるからこれくらいの処分で我慢しなさい」と言わんばかりだったのか。
後者であれば、さまざまの疑念が生じてしまいます。
まず、告発者の示した証拠資料が、反証の余地もないほどに完全に三浦九段のソフト指しを確定するに足ると連盟が判断していたのなら、処分は除名でもおかしくない。それを休場届未提出による3か月出場停止にすり替え、ソフト指しについては証拠を握りつぶしもみ消そうとしたことになる。
もし連盟が、ソフト指し断定はできないが三浦九段には泣いてもらうしかなかったのなら、それなりの理由があるはず。「読売新聞社の意向だな」と人々は考えてしまうだろう。「読売は棋士や将棋ファンのことをどう思ってるんだろうね」という印象を与えてしまう。
さらには、読売新聞社が三浦九段のソフト指し疑惑をどのようにして知ったのか。伝えた将棋関係者が居たのか。三浦九段に反論の余地を与えないようなタイミングでそれを行ったとすれば、その人こそ今回の混乱を招いた責任者ではないか。もしその人が棋士であるならば、その人こそ出場停止処分に価する。
そのような疑念を抱かせぬよう、連盟が三浦九段ともしっかりコミュニケーションをとりながら人々を安心させるような発信をしていただけることを切に願います。