9月10日(土)午前、押切自治会館にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小2名、新浜小2名、南新浜小2名、富美浜小1名、塩焼小1名、幸小1名、大和田小1名、浦安美浜北小2名、鹿骨東小1名、計13名。

160910教室


行徳公民館に行ってしまったという人もありました。他にもいたかもしれませんね。「休館日だよ〜」と言われて帰ってしまった子は残念。

新しくなった押切自治会館、キレイでとてもよい施設です。エアコンもよく効いて、快適。行徳公民館が休館のときは、今後はここにしようと思います。

終盤、相手の王様をつかまえようと王手を連続しスルスル逃げられるパターンをよく見かけます。自分の王様が絶体絶命なら仕方がないけど、そうでないときはムリに王手をしないで「次に勝つ形」をつくるのがいいですね。「次に詰む形」と言い替えて、将棋用語でこれを「詰めろ」と言います。

下図、相手の持ち駒は残りの駒全部とします。▲8二金打と王手すると、△9三玉でつかまらなくなってしまいます。こんなときこそ「詰めろ」の出番。いちばんウマい詰めろは、どんな手でしょう?

必死






正解は、▲7一角。次に▲8二角成で詰みです。これを受けるために△9三銀とか打っても▲8二金△同銀▲同角成です。つまり、▲7一角と打った形は、後手玉はもう逃げられなくなっています。
このように、受けのない「詰めろ」を「必死」と言います。

▲7五角を考えた人もエライ。玉の逃げ道をふさぐ手で、次に▲8二金と打てば詰みなので、これも「詰めろ」です。しかしこれには△8四香など、8四の地点に駒を打たれて角のラインをとめられると、▲8二金と打っても△9三玉と逃げられ、惜しいのですが勝ちにたどり着きません。