テレビニュースを見ていたら、船橋保健所の会見模様が映し出された。市内の学習塾で結核の集団感染が発生。56名が感染、うち15名が発病しているとのこと。我が家もそうですが、船橋の学校や塾へは県内から多くの学生が通っています。

どこだーっ!!

と家族としては叫びたくなりますが、どうやら過去の集団感染の例でも発生個所を具体名で公表はしないみたいです。ただ、船橋は大きな都市だし交通の要所なので世の中に与える衝撃は大きく、発表の仕方にもう少し配慮はほしいですね。発病して咳をしている人が電車の中で近くに居たかもしれないとか、考えてしまう。

船橋市の公式ホームページの発表はこちら
最も重要な個所は、
「現在、接触者調査を継続している。発病者及び感染者は現在治療を行っており、周囲に感染させることはないことから、新たな感染拡大の恐れは低いと判断しています。」
ここですね。つまり、既に必要な措置はとられており、塾や調査機関から本件に関する質問等がない限りは、あなたの身近ではありませんから心配の必要はありませんということでしょう。そして、万が一咳が2週間以上続くような場合は受診してくださいと。

原発事故のときが顕著でしたが、市民の不安・不満がつのらないように行政からの情報の出し方を工夫してほしいと思います。
無難におさめたいとか、行政が責任を問われないようにとか、そういう意図が見え隠れすると、信用できなくなってしまうので。