8月7日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行いました。

4名に参加いただきました。ご協力ありがとうございます。

7月分につきまして、
7月3日 5名
7月17日 9名
7000円につきまして、風に立つライオン基金に送金完了しています。
7月24日の4名分は、8月分と合わせて送金いたします。

風に立つライオンの舞台はケニアにある南スーダン国境付近の病院。南スーダン内戦で傷づいた兵士たちが次から次運ばれる中、奮闘する日本人外科医の物語です。

本日の産経新聞の記事より抜粋:
『 政府は、今年11月から南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊の部隊に、駆け付け警護など今年3月に施行した安全保障関連法で可能となった新任務を付与する方針を固めた。月内にも防衛省が発表し、任務遂行に必要な訓練に着手する。自衛隊に安保関連法による任務が与えられるのは初めて。複数の政府関係者が7日、明らかにした。』

一方、日本国際ボランティアセンターの南スーダン事務所の方のブログより抜粋:
『 これまでアフリカの紛争への軍事介入を行ってきた一部の欧米諸国に対して、現地には強い反感を抱く人々が存在します。時には、それが欧米人への襲撃・誘拐事件にまでエスカレートすることさえあります。
それに対し、軍隊の派遣をしてこなかった日本に対する現地の人々の感情は、一般に極めて良好です。スーダンでも、日本は軍事・政治面での介入ではなく給水や医療、職業訓練などの分野で支援活動を行っていることで知られ、対日感情は友好的です。
「駆け付け警護」という、実は現実味に乏しい理由まで持ち出しながら自衛隊の海外展開を強めることは、これまで培ってきた平和的な日本のイメージを覆すことになります。「警護」どころか、それはむしろ海外で生活する私たちの身の安全を脅かすものになると危惧せざるを得ません。』

つまり自衛隊に駆け付け警護を追加することは、民間人を守るという実質的な効果よりも、他国の部隊と自衛隊を連携できるようにするといういわゆる「国際貢献」のアピール効果。外交上の理由がメインではないでしょうか。

9月末から秋の国会ですが、次の自衛隊派遣は11月ですから時間がない。なし崩しになりそう。しかし、野党はがんばって追及してほしい。日本ブランドを毀損して「国際貢献」に引きずり込まれていることを、国民にしっかり認識させる必要がある。その上での選択なら、そして自衛隊員も家族も納得しているなら、それもひとつの選択だろう。