今日のYahooニュースで、都知事選候補6人がテレビの「偏向報道」に抗議されたとの報道がありました。こちら。6名は、上杉隆氏、山口敏夫氏、中川暢三氏、マック赤坂氏、立花孝志氏、七海ひろこ氏。

加えて、本日記者会見が開かれ、候補者によると放送法第13条に基づき民放各社に請求を行い公平な報道を行うことを求めるとのこと。確かに、七海ひろこ氏により提示されたという下の表を見ると明らかに「主要3候補」への片寄りが見られます。

選挙報道


会見の中で、もし受け入れられない場合に法的手段に訴える可能性についても触れられました。

この件で6名の候補者が力を合わせ立ち上がったのは素晴らしいチャレンジだと思います。私自身疑問に感じ微力ながら他候補の紹介をさせていただいていて主要3名以外に注目しているのですが、ただ、法的手段に出るのは微妙かもしれない。

以下が放送法第13条の条文:
(候補者放送)
第十三条  放送事業者が、公選による公職の候補者の政見放送その他選挙運動に関する放送をした場合において、その選挙における他の候補者の請求があつたときは、料金を徴収するとしないとにかかわらず、同等の条件で放送をしなければならない。

しかし一方で、公職選挙法に以下の規定があります:
(この法律の適用範囲)
第二条  この法律は、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長の選挙について、適用する。
(選挙放送の番組編集の自由)
第百五十一条の三  この法律に定めるところの選挙運動の制限に関する規定(第百三十八条の三の規定を除く。)は、日本放送協会又は基幹放送事業者が行なう選挙に関する報道又は評論について放送法 の規定に従い放送番組を編集する自由を妨げるものではない。ただし、虚偽の事項を放送し又は事実をゆがめて放送する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない。

つまり、今回の都知事選は「地方公共団体の長の選挙」ですから公職選挙法の適用を受け、やはりテレビ局の「選挙放送の番組編集の自由」は守られているということになりそうです。

ただ放送法の精神としては、公平に伝える努力をすべきとは言えるでしょう。上記にかかわらず、6候補の問題提起は、大いに評価されるべきと思います。法的な面はともかく、これにより多くの一般市民が問題意識を持てば有意義です。
上杉隆さん、山口敏夫さん、中川暢三さんは既に当ブログにて紹介させていただきました。
マック赤坂さん、商社マンの大先輩として尊敬いたします。実業家としても成功され、その上世のために尽くそうという情熱に敬服いたします。いつまでもアブないオヤジでいてください(笑)。
立花孝志さん、前船橋市議とのことで、親近感を覚えます。NHK政見放送はひっくり返って笑わせていただきました。来年4月の千葉県知事選にお出になられたら応援してしまいそうな自分に戸惑いを感じています(笑)。
七海ひろこさん、上記の偏向報道の表は素晴らしいですね。みなさんこれに飛びついたようです。わかりやすく問題を伝える力があるということでしょう。スピーチも上手で何しろ美人ですので、好感を持たれると思います。

本来は候補者のみなさん、政策を語る機会を与えられそこで勝負したいのでしょうが、その手前のところで壁にあたってしまい気の毒です。しかし、彼らのファイティングスピリットに最大限のエールを送りたいです!