テレ朝報道ステーションの9党首激論を見ました。

短い時間の中で主張し反論しあい、視聴者に自党に有利な印象を与えるのはたいへん。その中で、さすが役者さん、ウマいなと思ったのが山本太郎さん(支持しているわけではありませんが)。テレビディベートのやり方が上手。短い時間の中でどこを突いて何を言うか、勝負の仕方が面白いです。

憲法改正について、憲法調査会も動いておらずまだ選挙の争点になるにほど遠いという与党の立場に、昨年の安保法制を引き合いに出して「だまされてはいけない」と。いろんな言葉が飛び交いましたが、終わってみるとこの「だまされるな」は、けっこう耳に残る言葉になりました。同じような言葉をカブセると印象に残らない。ちょっと変わっていて、ハッそするような言葉を投げたほうが効果的。

経済政策はやはり水掛け論になりますね。どっちのほうがいいという印象が持てない。ということは、与党に有利なのでしょう。社会保障もそんな感じがします。
つまり野党は、経済政策や社会保障をメインの争点にしてはいけない。

個人的には、沖縄だと思っています。
「経済も大事、社会保障も大事です。老後のことも心配でしょう。でもみなさん今まず、考えなければいけない大事なことがあるんです」ってくらいの振りでいい。
今後の国のつくりかたをどうするかが、そこに集約されている。

海兵隊訓練所は、米国の台湾政策への協力云々はわかるんだがもう限界だから沖縄から出て行ってもらおうという議論は可能。日本国内の代替地もなし。
問題は、そうすると日米の安全保障協力にヒビが入るのではないかという懸念。安保法廃止の議論も同じ。それでもいいのかという問いに対し、敢えていいよと言うとすれば。

突き詰めると、安保法を廃止するとか沖縄海兵隊の日本撤退を求めるとかいう場合、方向性としては日本は独自にもっと重武装する国に向かってゆく。憲法9条改正して、国防軍を持たなければという話になってくる。コストもかかるので、社会保障にしわ寄せがいく。それくらいの覚悟で国づくりやろうじゃないかという政党があれば、信用できると思います。