5月29日(日)は、北区王子の北とぴあにて、LPSA主催の「みんなハッピー!LPSA将棋パーク」が開催されました。
行徳将棋クラブからは、3名団体戦の「かしまし将棋娘」に1チーム(GSG3)、そして「ほのぼの交流将棋大会」に4名が参加しました。

LPSA将棋パーク


ほのぼの交流大会は、持ち時間15分・秒読み30秒の「ゆったりコース」と、初手から30秒の「早指しコース」の2組に分かれて対局が行われました。

なんと、GSCは3名が入賞し、とても良い日になりました。壇上で表彰されて、うれしかったですね。
写真左から、水野翔太くん(早指しコース三位)、砂原奏さん(ゆったりコース優勝)、砂原湊くん(ゆったりコース三位)。

ほのぼの大会入賞者


かしまし将棋娘団体戦は16チームにより試合が行われました。2敗すると失格になりますので、運悪くたて続けに強いチームと当たってしまわないか、ドキドキ。4戦して全勝のチームが優勝、3勝すると3勝賞がもらえます。

GSG3は、残念ながら2勝2敗。あとひとつ惜しい試合があったようですが、時間切れ勝ちの拾わせてもらった試合もあり、最終戦まで残って指せただけでもよしとしましょう。

と、思ったら、2勝2敗の組の中で最もポイントが高かったとのことで、敢闘賞をいただいてしまいました。ラッキー! 手ぶらでは帰らんという彼女たちの思いが通じたのでしょうか(笑)。

今回のGSG3メンバーは、写真左から武井小夏さん、矢部綾乃さん、西岡栄美さんでした。

GSG3


会場では大会以外にも、将棋入門教室やバトルロワイヤル風間さんの似顔絵、将棋駒を使った遊びやカードゲームなど、様々な企画が行われていました。幅広い世代の人たちに、色んな形で将棋を楽しんでもらいたいというメッセージが表れていました。

個人的にいちばん印象深かったのは、元スピードスケート選手の石野枝里子さん(トリノ五輪出場)の蛸島彰子女流五段との8枚落ち席上対局。将棋を本格的に練習始めたのはつい最近とのことですが、攻守のバランスや見切りも正確ですし、特に終盤の寄せと詰みがあまりにも鮮やかで、観客席では「こりゃ、手合いがチガウよ〜」と笑いが漏れていました。やはり一流のスポーツ選手は勝負勘がいいです。
今後も将棋を頑張ってゆかれるとのことですので、女子アマ棋界の新星になる予感。10代の女子は自然にどんどん新しい才能が出てきますが、大人になってから将棋をはじめた女性の輝く姿を魅せることは意味のあることですし、LPSAならではと思いました。