以心伝心、昨日仕事帰りにもののわに寄ったらスーさんも来てました。
「来ると思ってました!」
名人戦第4局の2日目でしたので、興奮した原は飲むだろうという読みだったんでしょうか(笑)。
結果は佐藤天彦八段が勝ち、3勝1敗としました。名人位獲得まであと1勝と迫ってます。

さて、その後もうひとり、将棋のお好きなコンピューターの技術者の方も合流して面白い話が聞けました。
その方曰く、将棋ソフトを組んでコンピューター選手権に出たいと思っていたのだけれど、最近の流れでそれが揺らいできたといいます。

つまり、コンピューターの精度がいっそう高くなり、もう人間との対局はナンセンスだから辞めましょうという時期が遠からず来ることが見えてきてしまったと。

「陸上競技とモータースポーツがあるように、コンピューター選手権は人間の棋戦とは別に盛り上がるんじゃないでしょうか?」
と聞いたところ、いやそれは疑問と。優勝ソフトにプロ棋士と対戦するという舞台があり、それによって夢がある。やはり技術者の目から見れば、人間の脳の素晴らしいところがある。人と対戦してどう反応するかというところにこそ、ワクワクする。それがなくなってもコンピューター同士の対局だけで開発競争が魅力的であり続けるかどうかは、わからないと。

う〜ん、そうか。
しかし、何に魅力を感じるかということも、人により違うでしょうね。例えば「将棋の解明」という点に魅力を感じるのであれば、相手が人であろうがなかろうが、何がどうなろうが強いソフトをつくることに没頭できるかもしれません。願わくばそのような人が輝ける舞台が今後も維持されることを。