4月17日(日)は、行徳公民館で風に立つライオン教室を行いました。

スゴイ風でしたね。「子供は自力で公民館へ来るのはムリかもしれない」と思いましたが、それでも5名が参加してくれました。送り迎えの保護者の方もお疲れ様でした。

どうしたらよいか結論が出なかった下の局面、ソフトで調べたところ、ここでは▲4七金と成桂をはずすみたい。

課題図


以下、△4九竜と金をとられますが、そのときバツンと▲6八金。

参考図


上図で△7七飛成でも▲同金で、6六の角が3九に利いているので△3九角と打てない。
ただ、後手の最善手は△3八竜で、こうされると▲同玉△7九飛成でまだまだいい勝負。次に△3五桂があり、これをどうシノぐかという展開になります。先は長いですが、一応互角以上ではある。


祖父母の実家が熊本市内の子が来てくれました。家屋も人もご無事とのことで、何よりです。

東日本大震災を思い起こしてみると、浦安の液状化が全国的にも大きく報道されたとき、報道は被害の大きい箇所だけを写すため、浦安全体が壊滅しているかのような印象を与えました。確かに被害に遭われた方はとても気の毒で随所に惨状が存在するものの、町全体としては建造物は概ね復旧可能な範囲のダメージで、水道・電気・ガス等のライフラインが復旧するにつれて日常に戻ることができました。

「行徳も浦安と同じやないとか?大丈夫か?何か足らんもんないか?」と九州の友人が連絡をくれました。個人の方に特に何か具体的にお願いすることは何もなかったのですが、少し笑いも出たし連絡をくれたそのことが嬉しく元気が出ました。
救助隊でも医療スタッフでもなく何もできない立場ですが、あのとき九州からいただいた心遣いと同じスタンスでいられたらと思います。

しかし6割の家屋が全半壊という町の報道等を見ると、それはいくらなんでもひどいと心が痛みます。現在も72時間と戦っている人々の姿を見るにつけ無力感を抱きますが、がんばってくださいと声をおくりたいです。

東日本大震災では浦安でディズニーランドが営業再開したのが4月15日、3.11から1ヶ月と少し経った頃でした。被害の規模にもよりますが、ライフラインが復旧し人々が日常に向かい、「よし、元気を出そう、楽しいこともしよう」という気持ちになれるサイクルは、それくらいの時間なのかもしれません。

まったく無責任な立場で恐縮ですが、JT杯・テーブルマーク子供将棋九州大会、ライフライン・交通の復旧状況と地盤の安定を見定めつつ、熊本開催の可能性をギリギリまで排除しない・・・出来ることなら実施するスタンスで、当面見守ってほしいと運営関係者にお願いしたいです。