ニュースをハシゴしながら棋譜並べをしていたのですが、NHKクローズアップ現代「狙われた就学支援金・教育特区で何が〜」に思わず手を止めて見入ってしまった。
昨年暮れにニュースになってたんですね。気付かなかった。

小泉政権時代の教育改革で誕生した制度。市町村の申請によりその自治体が「教育特区」に指定されると、株式会社による学校経営が可能になる。高校については「就学支援金」というものがあり、例えば年収250万円未満の家庭の子が入学すると一人につき学校に約30万円の補助が支払われる。

この制度により誕生した三重県伊賀市にある某高校。株式会社による運営だが、「通信制」の高校で、生徒は全国に居る。だが、教材の配布やレポート・試験といったことは全く行われず、「なんにもしないで卒業できます。高卒の資格がとれますので、貧しいみなさん、年齢国籍を問わずぜひわが校へ」というのが勧誘のウリだったとのこと。生徒数百名分、年間1億円を超える補助金を受け取っていたという。かなりの生徒が受講の実態がないとみられており、調査中と。

唖然としてしまった。何で何年間もバレないんだろう?

市としては、「教育特区の申請をしましょう。若者たちが集まり活気づきますよ」ともちかけられて、それはいい話だと喜んでしまったみたい。
ただ、民間企業の経営には口を出しづらいし、「高校」は通常は市ではなく県の管轄なので監督する市職員も居なかったと ・・・ おー!そうだ、そうですよ。そこまで見切ってやったか。スゲーな。

う〜ん、と考え込んでしまった。もちろん悪いヤツらで感心してはイケナイのですが、それくらいの眼力と行動力を持って、それを正しいほうに生かして何かやれたらいいんだろうけどと。