160109マイセン1月9日は今年最初のマイセンライブでした。

ライブが終わってから、片付けの最中にサクッと一曲、ミニデジカメの動画機能を使いサイモン&ガーファンクルの「早く帰りたい」を録音しました。

さだまさしさんは、若き日にポール・サイモンのギターを目標に練習したと言っています。相当聴きこんだはずです。

さださんの「案山子」という名曲がありますが、この「早く家へ帰りたい」が何となく雰囲気的に、影響があるのでは?と、密かに思っているのですが。どうでしょうね(笑)。

元旦(大晦日深夜)のNHK番組「今夜も生でさだまさし」でさださんが「案山子」を歌いました。
これまでは日本の田舎から都会へ出た若者への歌としてしか聴いていなかったのですが、風に立つライオンの企画を進めていたこともあり、海外の厳しい環境で患者や子供たちと接している孤独な日本人の姿が目に浮かびポロポロ涙がこぼれました。

『 元気でいるか 街にはなれたか 友達できたか 
 寂しかないか お金はあるか 今度 いつ帰る 』



Homeward Bound (早く家へ帰りたい Simon & Garfunkel)

I'm sittin' in the railway station
Got a ticket for my destination, mmm
On a tour of one night stands
My suitcase and guitar in hand
And every stop is neatly planned
For a poet and a one-man band

※Homeward Bound, I wish I was
Homeward Bound
Home, where my thought's escaping
Home, where my music's playing
Home, where my love lies waiting
Silently for me

駅舎の中で座って
次の場所への切符を手にしている
一晩歌っては旅から旅へ
スーツケースとギターを持って
どこへ行ってもそれなりに迎えてくれる
独り演者の詩人の僕を

※早く家へ返りたい そうできたなら
早く家へ返りたい
故郷 悩みが解き放たれ
故郷 僕の好きな音楽が流れ
故郷 愛する人が待っていてくれるところ
何も言わずに

Every day's an endless stream
Of cigarettes and magazines
And each town looks the same to me
The movies and the factories
And every stranger's face I see
Reminds me that I long to be

※Repeat

毎日毎日、果てしない河の流れのように
タバコを吸い雑誌を読んで過ごす
どの街も僕には同じに見えるよ
映画や工場が立ち並んでいる
見知らぬ人々の顔を見て
どうしようもなく恋しくなるんだ

※繰り返し

Tonight I'll sing my songs again
I'll play the game and pretend
But all my words come back to me
In shades of mediocrity
Like emptiness in harmony
I need someone to comfort me

今宵僕はまた歌を歌う
ショーをつくり自分を演じる
でも吐いた言葉は全て自分に返ってくる
ありきたりの影の中に
空虚に響くハーモニーのように
誰か僕を癒してくれないか

※繰り返し


(日本語訳: 原伸一)