野鳥観察舎12月27日(日)は、行徳野鳥観察舎の最終日。新聞等で報じられていますが、施設の老朽化が進み耐震性が基準を満たさないとのことで、この日をもって休館となりました。

行徳のシンボルがなくなってしまうようで忍びないですね〜。

観察会などに積極的に参加したわけではないのですが、子供が小さいときには「鳥さんを見に行こう」とよく訪れました。とてもお世話になったと感じます。

野鳥観察舎最終日最終日の今日は、親子連れなど多くの人々で賑わっていました。

私も久しぶりに望遠鏡で楽園の鳥たちを眺めてみました。ゆらめく水を背景に鳥たちが羽を休める姿を見ていると、しばし時が経つのを忘れてしまいます。水鳥たちが寄り付いてくるのは、この湿地に小動物や植物の生態系が良い状態で維持されているからでしょう。

以前に放送されたテレビ番組からでしょうか、行徳の開発時のビデオが上映されていました。無残に重機で自然が破壊されていく様子がとても痛々しい。どういうことの上に我々の暮らしがあるのかを、改めて認識させられます。自然保護運動への開発者たちからの圧力は熾烈をきわめたそうですが、その結果としてこの83ヘクタールが残されています。

野鳥観察舎より


野鳥行徳の学校や公民館施設は、東日本大震災の後に耐震工事が相次いで施されました。例えば行徳公民館が建ったのが1978年ですが、野鳥観察舎は1979年の建築。なぜ耐震工事という話にならないのか一見不思議に思えるのですが・・・

行徳の観察舎は市川市ではなく千葉県の管轄なんですね。「市民が利用する施設」という観点からでは、予算をつけづらいのかもしれません。

県が重要性を認め指定している保護区の保全作業を無銭でしてくれるボランティアスタッフが生まれてくるのは、観察舎のような教育施設があるから。ここで断ち切るといずれコストは跳ね返ってくる。そのような声を届けなければなりませんね。

行徳野鳥観察舎の存続のための署名に協力を呼びかけたいと思います。フォームダウンロードはこちら
はじめアカウント作成のウィンドウがかぶさっていますが、下の「今はやめておく」をクリックすると消えます。

観察舎は休館になりますが鳥の保護などは行っており、行けば誰かしら居るようです。あるいはポストに入れてもよいとのこと。

遠方の方は、これは私個人の考えなのですがメールでもよいと思います。調べたところ署名の有効性については規定された法律がなく、受け取った側がどう判断するかだけ。従い、「行徳野鳥観察舎の存続を求め署名します」と住所氏名を入れてメールすれば署名になるはずです。


今日はシンプル3手詰
3手詰






解答: ▲3一飛△同玉▲4二金まで3手詰。