師走、あれをやらなきゃ、これもやらなきゃ、と頭でわかってはいるものの中々手がつかずただ呆然として時が過ぎてゆく(←将棋なんかやってるからだろうが)今日この頃。

そうだ、これを書かなきゃと思っていたことが。

テレビドラマ「下町ロケット」ですっかり株を上げた週刊ポストですが、将棋普及員としては注目すべき記事が先日掲載されていました。囲碁・将棋が認知症予防に役立つとのことで、囲碁や将棋をはじめた認知症予備群の人に症状の改善がみられた例があるとのこと。スゴイですね。予防というか、いわば軽度認知症患者さんの「治療」に役立つとすればエライことです。さらに米国で行われた調査では、チェスをやっている人は認知症になる確率が何もしない人の6割という低さとか。

公民館教室でも、部屋の入口付近で「どうしようかなぁ」という顔で覗いていらっしゃるご年配の方が時々いらっしゃいます。きっと、同世代の人が何人か楽しそうに指していたら入ってくるんだと思います。そういうコミュニティーを、その気になってつくろうと思えばきっとつくれる。社会に大いに貢献できるだろう。でも、手が回らない。そんなことを考えつつ、2015年も暮れてゆきます。

余談ですが、「下町ロケット」はいいドラマでした。マイヒーローはバカリズムさん。あのように生きられたらいいと思います。


有名な古典詰将棋。7手詰。

7手詰







解答: ▲1三銀△同桂▲1二金△同玉▲2一銀不成△2二玉▲3二金まで7手詰。