妻が看護師として行徳の某皮膚科に勤めているのですが、子供に多い症状で誤解が多い疾患というのをひとつ。

皮膚に発疹が出て、さらにボリボリかいてひどくして皮膚科に来る子が多いそうです。

最近テレビの医療バラエティーで、タレントさんたちにアレルギー検査を受けさせて「えーっ、こんなモノにあたってるのーっ?」とみんなで驚く演出の番組がよくあります。そういった知識のせいか、親御さんたちが「何のアレルギーがあるんでしょうか?」という疑問をよく持たれるとのこと。

ところが子供のアトピーは、そのほとんどがアレルギー性疾患ではなく、単純にかゆいところをかいて悪くしているだけで、かかなければ皮膚は甦生して治るそうです。

問題は、なぜかくか。かゆいから。
なぜかゆいか。ここが重要で、心にイライラを溜め込んでいるケースが多いと。ストレスですね。

従い、塗り薬で皮膚の甦生を助けてあげるのと並行して、場合によっては飲み薬でイライラを押さえてあげるという処置が必要なんだそうです。それをやらないと根本的な解決にならないと。
いけないのは塗り薬だけの処方で、
「せんせーい、やっぱりかゆいです」
「そうかい、それじゃちょっと強い薬にしてみようか」
とステロイドがどんどん強くなってゆくケースだそうです。

今の子供たちはゆったりした時間の中で思いきり発散できる環境が中々ないので、色々とタイヘンですね。


5手詰み局面。

5手詰み局面








解答: ▲8五金△同玉▲8三竜△8四合▲7七桂まで。