大手製造業メーカーの経営者の立場で考えてみる。品質はもちろん、価格的にも世界に受け入れてもらえる製品を製造するために、どうするか。安い労働力が必要。

安い労働力をどこでどのように求めるか。
1.海外
2.国内への移民の受け入れ
3.国内で自国民の低所得者層をつくってしまう

欧米は2をやってきたんでしょうね。うまく馴染めない移民たちが社会的弱者の地位にどんどん追いやられ、不満が蓄積し暴力的になってきてしまった。
日本は1と3でしょうか。厚生労働省の調査では日本の労働市場で非正規雇用が4割を超えたとのこと。しかし日本人はガマン強く、平和な国であり続けているのは素晴らしい。

下町ロケットの佃製作所のような会社ばかりなら素晴らしいですけどね。高付加価値のアタリ商品を生み出して採算性を確保し、社員が夢を持って仕事に打ち込める職場環境を提供してくれているような。しかし普通はなかなかそうはいかない。どこもかしこもコストカットの嵐。

もう、賃上げとかインフレ率とかいう議論よりは、低所得でもちゃんと暮らせて教育が受けられる社会を目指すほうが現実的ではなかろうか。インフレ率で経済政策の成否を判断するより、景況感や暮らしの満足感で見ていくほうが。

しかし、政府はインフレになってもらわないと困るでしょうね。国の借金が減らないから(笑)。


最長13手の詰み局面。玉の逃げ方や正解手が1とおりではなく、いい問題ではないのですが。

13手詰







解答例: ▲2六銀△同歩▲1五竜△2五金合▲1三馬△3四玉▲2五竜△同桂(△同玉)▲2四金△3五玉▲2三金(▲1四金)△3四玉▲2四馬まで13手詰。