馴染み深いヨーロッパの都市での凄惨な事件に我々の心は大きく揺らされるのですが、シリアでの空爆や戦闘に巻き込まれる一般市民のことは、ニュースで見た瞬間は心を痛めるもののすぐに平静に戻れてしまう。命の重さはどこの国も同じはず。そのことを思い起こそうと言えば「それこそテロリストの意図するところ」には違いないのだが。

「全人類と普遍的価値への攻撃だ」・・・オバマ大統領の声明。しかし、「その言葉、そっくりそのままお返しするぜ」と言わんばかりです。

誰が、何を、すべきなのか。ストーブと灯油の準備をしながら、すぐに答えがでるはずのないことを堂々巡って考えていました。答えは風に舞っている*。
マイセンライブの準備をしなければ。フォークギターを持とう。


(* ボブ・ディラン「風に吹かれて」より)