「原先生って、スパイですか?」と度々聞かれ、どんな印象なんじゃと自分にあきれる。ンなワケあるかい。
その昔に商社マンで、自分や仲間に危険が及びそうなことに敏感に反応するクセがついているだけです。
商社マンってのも、死語に近いですかね。昔の日本でいえば、「スパイ」が「忍者」で「商社マン」は強いて言えば「富山の薬売り」ってイメージでしょうか。

あ、諜報員(スパイ)とかって別に特別の人ではなくって、けっこうコロコロ居るんですよ。「あの人はそうだよ〜」みたいな感じです。商談で日本に招こうとした先方のお偉いさんのビザがおりなくて、あらららら・・・ということがよくありました。飲んだくれのオッサンなんですけど。

さて、先日の記事で書きましたがロシア機墜落、やはり爆発物の機内持ち込みの可能性が高いという情報が出てきました。
特別な情報網とか洞察とか必要なし。そう考えるのが当たり前なほど、ロシアにとっては毎度の出来事。10年くらい前にも、チェチェンのテロリストが航空機爆破を相次いで起こす事件がありました。

ただ、イヤ〜な気分にさせられたのが、英米から同時にこの情報がリリースされたこと。ロシアへの宛て付けのように。

たぶんMI6(英)もCIA(米)も、IS内部に協力者をつくっているでしょうね。ロシアにダメージを与える計画を、直接主導はしないまでも、そういう動きがあるのを知っていて泳がせたかも。「オレたち抜きでシリアを思うようにしようったって、そうはいかねぇよ」というプーチンに対する牽制。また、昨年ウクライナ上空で撃ち落とされたマレーシア機の原因究明にいつまでもしらばっくれているロシアへの「いいかげんにしろよ」というメッセージもあるかもしれません。

戦争と同じですが(というか戦時下という意識が必要)、いつもかわいそうなのは巻き込まれる無垢の人々。ご冥福を祈ります。

本件引き続き、個人的にはとても気になります。見た目まったく携帯電話なんだけど爆弾・・・というようなシロモノも出来てきているようです。拡散するとタイヘンに厄介です。