仮面ライダーを親子で見たりしますでしょうか(笑)。

5年くらい前、息子がまだ小学生の頃に「仮面ライダーW(ダブル)」が放送されていました。
オヤジ泣かせの要素がたくさん取り入れてあり、引き込まれました(笑)。フィリップ・マーロウ風の設定、探偵物語(松田優作)風のファッション、月光仮面似(シュラウド)や黄金バット似(スカル)のキャラ等々。昔のヒーローたちの精神がこのような作品により子供たちに引き継がれていくのはイイなぁと、思いました。

なぜそんな話をするかというと・・・

参院での、山本太郎さんの一人牛歩。それを見て想い出しました。
映画版で描かれる鳴海探偵事務所の創設者、鳴海荘吉(仮面ライダースカル、吉川晃司)の活躍。その相棒「松」を、山本太郎さんが好演したこと。

その映画の少し後に東日本大震災による原発事故があり、山本太郎さんは現実を変えるための闘いに身を投じてゆきました。
現実はなかなか、テレビや映画のヒーローもののようにはゆかないことでしょうね。正義はひとつではないし、自分の正義を貫いても人々が拍手喝采してくれる訳でもなく、逆に嘲笑の対象になってしまったりする。

ひとつ残念なのは、何を言われようがとにかく目立つことをしないと主張を国民に届けられないということでしょうが、山本さんは時々ちょっと微妙なパフォーマンスをしますよね。どうせならもう少しセンスよくやったほうが。

例えば、鳴海荘吉の白いスーツと帽子に身を包み片手をあげ指をさして、悪党を倒すときのスカルの決め台詞で、「この国の正義を勝手にねじ曲げるなんて許さねえ」、

「さあ、お前の罪を数えろ」

なんて写真を撮ってツイッターで拡散してもらうとかすれば、
「あっ、松さんがんばってるじゃない」
と多くの人が思ってくれる気がする。全国民的にストレートに響くと思う。


余談ですが、映画の中では松は弱い心に負けて蜘蛛男になっちゃうんですよね。荘吉から
「眠れ、相棒」
と別れの声をかけられ何ともいえない表情で目を閉じる松。荘吉にあこがれて、妬ましくて、憎くて、でも好きでたまらなかった男の最期。山本太郎さんホントに名演でした。