直前講座とかブログ的に大義名分をつけていますが、とくに子供さんに「おい、おまえ居飛車なのか?振り飛車なのか?」とか、やってくださらなくてけっこうです(笑)。あたってしまったときに「このページを見て」と使えるように、整理しています。楽しんで読んでくれそうな子には、見せてあげてください。


奇襲対策◆速攻棒銀。実はGSC居飛車の子たちは、8八銀7八金の形をガッチリつくってよく対応できています。大丈夫だと思います。

問題は振り飛車の子たちですが、過去の記事でこちらを参考にしてください。駒組みがちょっとでも違うとバランスくずします。この図を目に焼き付けて。あとは「きたっ」と思ったら▲6五歩開戦です。詳しく解説しませんが、いい戦いができます。ポイントとしては、どこかで▲5五角が急所になることが多いです。


奇襲対策。マグロ大会でも逢いましたし、ネット対局を見ていても多いです。速攻中飛車棒銀。いつものように駒組みしていたら中央からズンズンやってきて、気づいたらタイヘンなことになっているパターン。下図は失敗例。

速攻中飛車居飛車編失敗図


さて、対策。まず居飛車編。

初級の子は「▲5八金右・▲6八銀の形をつくって王様を左辺に逃がす(船囲い形)」でよいと思います。

が、中級くらいになると居るんですよね〜、桂の活用や原始中飛車特有の△1四歩〜△1三角から中央への総攻撃。実はGSG居飛車の女の子がどうしても中飛車に対し受け一方になることが解決せず、「ケースバイケースで考えさせる方式ではダメだ!」と開き直って一晩中盤に駒を並べて暗中模索したときがありました。「考えなくてもそれさえやればたいてい受かるってのでないと」と。

で、ひねり出したのが下の方式。結論としては、成功しています。一方的に攻めつぶされることはなくなりました。

ポイントは、△5二飛を見たらほかの手を指さずにわき目もふらず▲4七銀・▲6七銀のツノ銀の形に向かいます。

参考例として初手から、△5二飛▲4八銀△5四歩▲4六歩△5五歩▲4七銀△4二銀▲6八銀△5三銀▲6六歩△5四銀▲6七銀△6四歩▲7六歩(下図)。

速攻中飛車対策居飛車1


それでもまだ中飛車小僧たちはたくましく、△5四銀ではなく△6四銀と出て△3二飛から袖飛車をねらってくる子とか居るのですが、「その場合は▲7八飛と三間飛車にしちゃおうか」とか、けっこう使い慣れてくると勝手がよいです。
上図から参考例として、△3四歩▲5八金右△4四歩▲3六歩△3三桂▲3七桂△4二飛▲4八飛△1四歩▲6八玉△1三角▲7八玉(下図)。

速攻中飛車対策居飛車2


方針としては、どこかで相手の攻撃が緩んだのを見て▲7七角〜▲8六角。この角のラインを据えて銀とか桂とかが持ち駒に入ればそれを相手の玉頭のスペースに打ち込んで必勝系です。

長くなりましたので、今日はこれくらいにしましょう。