9月13日(土)午前、押切自治会館にて行徳将棋クラブ活動。

福栄中1名、行徳小1名、南行徳小1名、新浜小6名、南新浜小1名、塩焼小1名、幸小2名、富美浜小2名、新篤小1名、東小1名、葛飾小2名、未就学1名、計20名。 自由対局。


宿題になった図。先手が有段者の子で後手が私。角交換四間飛車から
「いってみるかぁ〜」
と銀をズンズン出て行ったら、下図から▲3六歩△6四角▲1八飛△3五歩でゴチャゴチャやって手になってしまった。
「そんな単純にいくワケないよね。どこだろうね」
と一緒に考えてみたが、居飛車のスッキリした対応がわからない。

角交換四間vs銀冠


子供曰く、銀出られるの覚悟で▲7八金。△3五銀には▲4八飛。
「振り飛車ペースの気がするなぁ。面白くないんじゃない?」
というのが第一感だったのですが、帰宅後試行錯誤した結果、左辺に手数がかかる銀冠を選択している以上、組みあがるまではじっと辛抱の方針で正しいような気がしてきました。同意します(笑)。

参考まで、門倉啓太四段の著書によると、この四間飛車のまま銀がズンズン出てゆく作戦は居飛車が後手で飛車先を全く突いていない場合に面白い指し方として紹介されています(囲いは矢倉)。

ということは、居飛車が先手で飛車先を突いておりしかも素早く矢倉に囲う場合は、振り飛車のこの作戦はムリ筋なのでしょう。
参考まで、下図(便宜上先後逆)で手番が振り飛車の場合に△4六歩から優勢になる順が解説されています。が、一手緩むと居飛車▲6八金で反撃体勢が整ってしまうとのこと。

矢倉の場合


つまり居飛車が先手の場合は上図で手番が先手なので、▲6八金と締まって後は激しい戦いにしていいようです。