電王戦では将棋ソフトの進化に驚かされるばかりでしたが、もうひとつ別のジャンルで同じようなショックを受けた出来事がありました。

マイセンライブの出演者の仲間から、ボーカロイドの完成度が高くなってきたという話を教わったのです。
「ハラさん、まぁ聴いてみてくださいよ」
と、CDを貸してくれました。
プレーヤーにかけると、流れてきた歌声にビックリ。知らなければ、ものすごく歌の上手な人間のボーカルとしか思えない。

参ったねこりゃ。

将棋の世界では、「読みの正確さではコンピューターは人間を超えているが、構想力の面ではまだまだプロ棋士が上」とされています。

歌はどうかというと、やはり音程の正確さとかはゼッタイにコンピューターにはかなわないんでしょう。しかし表現力は人間・・・と、思いたいが・・・
ちょっとイヤな予感がするのは、その「表現力」というのが、じゃぁ具体的には何なのか、音色や息遣いやコブシとそれに対する脳の反応といったところまでが科学的に解明されてゆき、涙ボロボロ流させられるところまでイッてしまうのだろうか。
ただ、もしそういう研究が進んでゆけば、ボーカルスクールの子たちのレベルはその理論を取り入れることにより格段に上がってゆくことでしょうね。

何だか昭和世代にはついてゆけないのですが。