以下、私の見落としで既に解決済の話題なのですが、いったんアップしてしまいましたのでそのまま掲載します。
LPSAのこちらサイトご参照ください。市川市民大会内に設けられる女性部門は、女子アマ王位戦の東関東大会として実施されるとのことです。

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市川市民大会の女性の部優勝者に女子アマ王位戦全国大会代表権が与えられるというので、ふと気になったこと。

女子アマ王位戦は、日本女子プロ将棋協会(LPSA)が「優勝3回あるいは準優勝4回」で女流棋士の資格を認めるとしているアマ棋戦のひとつ(今後、日本将棋連盟との協議がどうなるか注目されるところではありますが)。

通常、女流棋士になるには、アマ有段者の実力を備えて26歳までに連盟研修会に合格し、その後規定の成績を上げなければなりません。ただ、26歳までとはいっても進学や就職など考慮すれば、10代のうちに才能を発揮し願わくば20歳前後までに基準をクリアしないと、現実的にはその世界へ踏み込むことは難しい。

もし、その年齢を過ぎた後で棋力が充実し女流棋士への強い情熱を抱く女性があった場合、流動的であるとはいえ、この女子アマ王位戦が唯一の希望となっているように見える。
それもあってかどうかは解らないですが、かなり遠くの地区予選にまで出かけて戦う方もいらっしゃるみたいです。それほど価値のあるもの。

この棋戦の地区予選は、地方の将棋まつり・イベントとタイアップして行われることが多いようです。
ここでふと気になるのが、そのタイアップする将棋大会が「町おこしを目的としており遠方からのお客様大歓迎」のイベントなのか、「地元の人たちに楽しんでもらう」ためのものなのかという点。あるいは、女性の部が「女子アマ王位戦の予選会」を主旨として実施さるのか、「その大会のレディース部門」が主目的なのかということ。

市川市民大会の従来の参加者は、市川市在住もしくは職場や通っている将棋サークルが市川にある人たちです。
市川の将棋愛好会連盟で長年に渡り運営の実務を一生懸命されていたり師範の寺下先生の下でずっと稽古を続けてこられた女性の中にも、有段者の方々がいらっしゃいます。新設される女性の部では、そういった方の中から優勝者が出てほしいと願うのは、地元民としての人情というものでしょう。代表権の特典云々は別として。
先のエントリーに掲載したパンフも、市民大会の枠を前提にしているように見えます。

ただ、そうした感情を排除して客観的に見るならば、市川市という首都圏のいい場所で全国への切符をかけた戦いが行われるというのに「市民大会」という枠で参加者を絞るのは違和感ありますね。「東北代表」や「四国代表」と並んで「市川代表」ってなに?という。

大会事務局の判断次第だと思いますが、少し注目しています。
「女性の部だけは、従来の市民大会とは違い女子アマ王位戦の関東大会である」ということが、どこかで明確化されるのかなと見てはいます。