9月22日(日)、浜松町貿易センタービルにて社団戦団体個人戦。3勝1敗。う〜ん、1敗。打ち上げの席で負けた将棋をメンバーに見てもらったのですが、どうも中盤以降は互角ながら簡単ではないらしい。帰宅後、序盤を調べる。居飛車銀冠角道開けっ放し型に対し振り穴がどう指すか。何だ銀冠穴熊対策を使えばいいじゃないかと広瀬七段の本を読み返して判る。
気付くと将棋盤の傍で寝ており、這うように寝床へ。


23日(月・祝)朝、NHK連ドラあまちゃんとファン感謝祭の番組を見た後、押切自治会館へ。女子アマ団体戦に出場するGSG5の練習会(←何の練習なんだ)。

前半は詰将棋と序盤の確認、対局。もちろんB2クラスで上位を目指します。

後半はベストチームワーク賞(もしくはパフォーマンス賞)を目指すための歌の練習。繰り返すごとに声もよく出るようになり、いい感じ。

途中で輪になって座ってもらい、歌の詩についてのお話。

『いつでもみんな
 虹を見るために
 生きている
 凍えた暗闇の中で
 雨があがれば
 空に架かる
 夢だけを信じ
 歩いていこう
 (ファルコンのようにすばやく)』

「ファルコン」というのは、日本語で「はやぶさ」。
「はやぶさって何かわかる?」と問うと、
「しんかんせーん」という答えが返ってきた。おぉ、東北新幹線。あまちゃんワールド・・・は置いといて、
「鳥です、ワシとかタカと似ている鳥」。
作者は腸閉塞で生まれ医師から助からないと言われながら生き、病弱な幼年時代を過ごしました。病院の窓から、雨上がりの青い空にきれいなな虹がかかっているのが見える。その虹のもとにハヤブサのようにすばやく飛んで行きたいのだけれど、自分は不自由な体で病室の床に居る。でも、夢を信じて歩いてゆこう・・・
「と、いう詩だと思うんだけど、みんなはどう思う?」
と投げかけてみる。もしかしてひとりで浮いてないかオレ? まぁいいや。何か思ってくれたかわからないけれど、ウザくても語っておこう(←ってか、ここ将棋教室ですよね)。
『石橋幸緒物語』(小学館)を見せて「読みたい人」と聞くと「ハーイ」と手が上がる。順番に回しますので読みましょう・・・買えーーーッ!とどこかから声が飛んできそうなので(笑)、通販サイトはこちら→ Amazon LPSAオンラインショップ

それよりも何よりも、この数日私の頭を悩ませてきたこと・・・
歌い始めてしまえば、きっと上手くゆく。問題は、パフォーマンスを始めるところ。雑然とした会場の雰囲気の中で、「GSGが歌うよっ」とアピールして人目を引きつけいといけない。どんなセリフや身振りがいいだろうか。結局ワカラナイままでいて、率直に子供たちに
「そこがイチバン難しいんだよね〜、どうしようか」
と、相談したところ、大事件発生。

「カモーン!」
突然、ひとりの子が両手を広げて飛び跳ねた。それを見た私、びっくり。
と、別の子がそれに呼応して
「カモーン!」
と、手をつないで一緒に飛び跳ねる。
『ゲッ、すっ、すっげーイイ』

「そ、それっ、それやってっ」
病室の窓から虹が見えました(笑)。ファルコンだよキミたち。


午後、男子の上位陣3名と御徒町将棋センターへ。
初段前後の子たちはもう、序盤から大崩れすることは少ないので、強い相手とたくさん指して終盤に競り勝つスプリントを鍛えるのが勝率に直結する気がします。
初・二段クラスを抜け出して三段以上を目指す場合は、再び序中盤の重要性が増す。どんな戦形のときにどうやって負けるかをチェックして、ひとつひとつ対策することを積み重ねるのがいいでしょう。その作業を一緒にやってあげるのが私の役割・・・というか、それ自体は自分でやれないとそこから上へは行けないですね。強いて言えば、「ここだよね」というのを確認して意識させてあげるのが私の役割といった方が正確かも。


キッズ団体戦、まだ参加締め切られていないようなので、もう1チーム編成して申し込みました。私が把握している限りでは、GSCから4チームが参加。
チーム名悩む。学校がそろう場合は学校名にするのですが、最後のチームはバラバラ。何がいいだろう。「行徳」は使わずにちょっとヒネリたい。「三番瀬」ですかね。「三番瀬シーブリーズ(三番瀬の海風)」というのがふと浮かび、それにしました。
申し込みの送信をした後で、「潮騒のメモリーズ」に自分の頭が侵されていることに改めて気づく。何か似てる。
しかしこのメンバー、結構男っぽいメンツ。「シーブリーズ」って語感とのコントラストが何とも言えない。ゴメンねみんな(笑)。でも、名前が何でも将棋指せればいいよね。